ビジネス会計検定とは?試験の内容をご紹介!

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はじめに

ビジネス会計検定は学校や就職先でキャリアアップに役立つ資格の1つとして聞いたことがありますよね。

近年はビジネス会計検定の受験を促している企業も出てきています。

その一方で「会計の資格だから経理や財務の仕事でしょ」とか「簿記の知識がないと難しいでしょ」とビジネス会計検定は不要だと考える人も多くいます。

しかしビジネス会計検定で得られる知識は、どのような職種でも役立つ知識だと言うことをご存知でしょうか。

さらに仕事だけでなく、生活の中でも様々な活用ができる資格なのです。

また受験勉強において簿記の知識は求められません。

そこで本記事では、ビジネス会計検定関する概要や資格を取ることで得られる知識やスキルについて解説します。

 

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1. ビジネス会計検定とは?

ビジネス会計検定とは?

1) ビジネス会計検定とは

① 財務諸表を「読み解く」能力を磨く試験

ビジネス会計検定とは、企業が発表する会計書類(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)の内容を理解し、企業の現状分析ができる能力を試験によって判定します。

会計の資格で有名な「簿記」は、これら書類を作成するためのスキルを身につけるのに対して、ビジネス会計検定では出来上がった情報を理解するスキルを身につけることができます。

簿記検定とビジネス会計検定の比較については、「ビジネス会計検定と簿記検定の共通点、相違点は?」をご参照ください。

 

② 2007年大阪商工会議所が主催して始められる

ビジネス会計検定は大阪商工会議所が2007年に第1回の検定試験を開催しました。

第1回は3級のみが開催され2,541人が受験し、2,224人が合格しました。

そして2008年からは2級の検定試験が始められました。

この時、2級には1,528人が受験し、627人が合格しました。

ビジネス会計検定は毎年受験者数が増加しており、評価が高まっている資格となります。

ビジネス会計検定の評価につきましては「国家資格並みに評価・評判が高い?!ビジネス会計検定」も合わせてご確認ください。

 

③ 2011年には1級の検定が開始される

それからしばらくの間、2級と3級の検定試験が開催されていました。

そして2011年からは1級の検定試験が開始されました。

1回目の検定試験には393人が受験し98人が合格しました。

 

2) ビジネス会計検定の仕組

① 試験は年2回(1級は1回)全国各地で受験可能

ビジネス会計検定は年2回(9月、3月)開催されます。(1級は3月の1回)

受験地は首都圏や関西のみならず、札幌から福岡まで全国の主要都市で受験することができます。

 

② 試験時間は2時間(1級は2時間半)午前か午後に行われる

試験時間は2級で10時~12時、3級で13時半~15時半、そして1級は13時半から16時となっています。

 

③ 受験料は4,000円から

受験料は1級10,000円、2級6,000円、そして3級は4,000円で、全て消費税が加算されます。

 

④ 受験資格は特になし

受験を希望する人は全て受験可能です。

国籍や性別は問われません。

また学歴、年齢も制限はありません。

 

⑤ 受験時は電卓やそろばんの使用可能

受験の際、電卓や算盤を使用することができます。

ただし以下の機能が付いた電卓は使用できません。

・音声が出るもの
・携帯電話や通信機能のある腕時
・印刷機能があるもの
・プログラム機能があるもの
・辞書機能があるもの

 

⑥ 一般的な迷惑行為や違法行為は不可

カンニングや代理受験といったものから、携帯電話や通信機能のある腕時計をカバンなどに収めない場合、受験が認められません。

 

3) ビジネス会計検定の出題範囲

① 3級の出題範囲

3級では基本的な財務諸表(個別)の構造を理解し、基本的な分析ができることを目標としています。

 

② 2級の出題範囲

2級では連結財務諸表の構造と分析、そしてより多くの分析指標を習得します。

さらにキャッシュフロー分析や損益分岐点についての理解が求められます。

 

③ 1級の出題範囲

1級では企業が作成する有価証券報告書に関して総合的な理解と作成の実務能力を持つことを目指します。

企業のディスクロージャーに関する知識、各種資産に関する理解と計算方法、そして企業価値分析についての理解が求められます。

 

4) ビジネス会計検定の受験方法

① 個人での申込はインターネットやコンビニで手続きができる

個人の場合、注意事項を確認の上、インターネットやコンビニで申込と受験料の納付を行います。

その後、主催者から受験票が送付され、検定を受験します。

 

② 10名以上であれば団体で申込が可能

団体で受験する場合、先に団体として登録する必要があります。

受験票や成績表、そして合格証は個別に送付されますが、「受験者成績一覧表」が団体担当者あてに送付されます。

受験料の支払に関しても「個別払い」と「団体払い」を選択できます。

さらに団体申込でテキストを一括購入すれば、割引価格で手に入れることができます。

 

5) ビジネス会計検定合格へのサポート

① 主催者公式のテキストがあります

ビジネス会計検定では大阪商工会議所が編集した公式テキストがあります。

学習に関してはこのテキストを中心に使うことができます。

また過去問題も発売されています。

ビジネス会計検定の各種教材につきましては「ビジネス会計検定の過去問・問題集・テキスト・参考書おすすめ&勉強法!」をご参照ください。

 

② 受験対策講座も各種あります

受験対策講座には大阪商工会議所が主催するものや予備校が主催するものがあります。

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2. どんな人がビジネス会計検定を受けるの?

どんな人がビジネス会計検定を受験する?

ビジネス会計検定で得られた知識は、会計や財務の仕事だけに役立つものだと思われていました。

しかし近年では以下の目的でビジネス会計検定の合格を目指す方が増えています。

 

1) 企業の管理職を目指す人

企業で管理職になれば企業全体の業績をふまえながら管理する部門の運営を進める必要があります。

この時ビジネス会計検定の知識があれば、自社の現状をより深く理解することができます。

 

2) 取引先企業の現状把握をしたい人

営業職になると、他の企業と取引を行う機会が増えます。

また生活においても企業と長期的な契約を結ぶ機会があります。

この場合、ビジネス会計検定の知識を用いて取引先企業の現状を分析してから契約を結べば、より安全な取引ができるようになります。

 

3) 健全な株式投資をしたい人

さらに、近年は自らの資産形成を目指して株式投資を行う人が増えています。

この時ビジネス会計検定の知識を使えば、企業の状態や企業価値・問題点を把握して投資を行うことができます。

 

その他のビジネス会計検定の役立て方については「ビジネス会計検定は意味ない?役に立つ?」もご参照ください。

 

3. なぜ受験者数が増えているの?

なぜ受験者数が増えているの?

これまで日本では会計や財務諸表は専門家に任せればよいと言う風潮がありました。

しかし、近年では会計や財務諸表は企業を分析する重要なツールであることが認識され始めました。

そのため、経済社会で生きるために役立つ知識を身につけようとする人が増えてきております。

また、公認会計士や税理士などの難関資格と比較して、難易度が低いわりに得られる知識は非常に実践的なため、ビジネス会計検定に注目が集まっております。

その結果として、ビジネス会計検定の受験者数が増加しております。

具体的な受験者数や合格率につきましては「ビジネス会計検定の難易度・合格率は??」をご確認ください。

 

4. 終わりに

この記事では、ビジネス会計検定の概要と現状について解説しましたがいかがでしたでしょうか?

ビジネス会計検定は皆さんの視野を広げ、働くためのスキルとして大いに役立つ知識を得ることができます。

これを機会に受験を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

5. まとめ

Point!

◆ビジネス会計検定は企業の財務諸表を読み解く能力を得るための試験である。
◆ビジネス会計検定は2007年から始まった検定である。
◆ビジネス会計検定は年2回、全国各地で受験可能である。
◆ビジネス会計検定は3級から1級までの3段階に分かれている。
◆受験では電卓や算盤が使用可能である。
◆昇進や安全な企業取引を目指す人がビジネス会計検定を受験している。
◆健全な株式投資を行う上でも重要なツールである。
◆ビジネス会計検定の重要性を知り、受験する人が増えている。

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