ビジネス会計検定の過去問・問題集・テキスト・参考書おすすめ&勉強法!

posted in: ビジネス会計検定 | 0

ビジネス会計検定の過去問・問題集・テキスト・参考書について合格者は何を使用しているのでしょうか?

また、各書籍を利用して合格者はどのような勉強をしているのでしょうか?

ここでは、そのような疑問点について解説していきます。

筆者の情報
・公認会計士
・監査法人➡経理に出向➡ベンチャー➡自営業
・公式テキスト/問題集を利用して、ビジネス会計検定試験に合格。
・紹介記事「公認会計士が語る体験談!

 

ビジネス会計検定講座はこちら

 

1. ビジネス会計検定試験とは

ビジネス会計検定試験

ビジネス会計検定試験は、財務諸表を「分析・利用」するための実践的な知識を問う試験であり、実際のビジネスに役立つことに重点を置いております。

大阪商工会議所が主催する検定試験となります。

似た試験である簿記検定は、財務諸表を「作成」するための知識を主に問う試験であり、日本商工会議所が主催しております。

簿記検定につきましては、「ビジネス会計検定と簿記検定の共通点、相違点は?」も合わせてご確認ください。

 

2. 過去問題集・テキスト(参考書)のおすすめ!

過去問題集・テキスト(参考書)

大阪商工会議所がだしている公式テキスト・過去問題集がおすすめの書籍となります。

Amazonなどのオンラインショップで商品として購入できるため、受験される級に応じてこちらは必ず用意してください。

 

◆3級

ビジネス会計検定3級公式テキスト&公式問題集
・公式テキスト3級 第4版
・公式過去問題集3級 第4版

 

3級のテキスト&問題集は、財務諸表を理解するための基礎的な力を身につける内容となっております。 

 目次
【第1章】 「財務諸表」とは
【第2章】 貸借対照表
【第3章】 損益計算書
【第4章】 キャッシュ・フロー計算書
【第5章】 財務諸表分析

3級のテキストでは、第1章~4章で分析の基礎となる財務諸表に対する知識を養い、第5章でその知識をもとに具体的な分析を行います。

3級のテキストでは個別財務諸表を前提としております。

また、過去問題集はテキストの各章に対応して問題が用意されている他、第6章で総合問題も用意されております。

3級の詳細につきましては「ビジネス会計検定試験3級とは?受験要項・合格率・勉強方法」をご参照ください。

 

◆2級

ビジネス会計検定2級公式テキスト&公式問題集
・公式テキスト2級 第5版
・公式過去問題集2級 第4版

 

2級のテキスト&問題集は、 財務諸表を分析する力を身につける内容となっております。

 目次
【第1章】 企業会計の意義と制度
【第2章】 財務諸表
【第3章】 貸借対照表
【第4章】 損益計算書
【第5章】 連結包括利益計算書
【第6章】 株主資本等変動計算書
【第7章】 連結キャッシュ・フロー計算書
【第8章】 附属明細表と注記
【第9章】 財務諸表分析

2級のテキストでは、第1章~8章で分析の基礎となる知識をつけ、第9章で具体的な財務諸表分析に入っていきますが、3級と異なり連結財務諸表を前提としております。

損益分岐点分析やセグメント分析など、3級と比べてより実務的な内容が掲載されているのも特徴です。

また、3級同様に過去問題集はテキストの各章に対応しており、第10章で総合問題が準備されております。

2級の詳細につきましては「ビジネス会計検定試験の2級とは?挑戦すべき5つの理由」をご参照ください。

 

◆1級

ビジネス会計検定1級公式テキスト&公式問題集
・公式テキスト1級
・公式過去問題集1級 第3版

 

1級のテキスト&問題集は、 財務諸表を詳細に分析し企業評価できる力を身につける内容となっております。

 目次
【第1章】 ディスクロージャー
【第2章】 財務諸表と計算書類
【第3章】 財務諸表項目の要点
【第4章】 財務諸表の作成原理
【第5章】 財務諸表分析
【第6章】 企業価値分析

その他一般の書籍でビジネス会計検定におすすめの本については「ビジネス会計検定におすすめの本をご紹介!」をご参照ください。

 

3. 勉強法(全体)

全体的な勉強法

(1) 過去問で試験の傾向をつかむ

皆さまは過去問をいつ解き始めるでしょうか?

多くの人は試験直前になって実力試しに解くのではないでしょうか?

ここではあえて「始めに」過去問を「見る」ことをおすすめいたします。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ではないですが、まずはどのような問題が出題されるのか把握して、出題者の意図を理解することが非常に重要です。

始めに漠然とでも出題の傾向をつかんでおけば、後から学習する際に、大事なところ・覚えておくべきところが自然とわかり、勉強の効率が大幅にあがります。

 

(2) インプット・アウトプットの繰り返し

勉強を開始する際についつい何か楽に覚えられる方法を探していないでしょうか?

私自身も難関資格である公認会計試験を受験する際に同じことを考えてしまったのですが、最終的に受かった際にわかった合格の秘訣は、インプットとアウトプットの愚直な繰り返しでした。

当たり前すぎて何の秘訣にもなっていないかもしれませんが、急がば回れで結局のところ、愚直にインプットとアウトプットを繰り返していくことが一番の合格術となります。

テキストや講義で学んだ単元はすぐに過去問題集で同じ単元を解くくせをつけてください。

過去問題集で解けなかった問題は再度テキストや講義に戻ってください。

ただひたすらこれを繰り返せば、気が付くと合格する力が身につきます。

 

(3) まずは最初から最後まで一通り学習

3点目の勉強法は、「1つの」テキスト・講義・問題集を「最初から最後まで」まずは一通り終わらせることです。

ポイントとしましては、以下2点となります。

①やり切るテキスト・講義・問題集はそれぞれ「1つ」

勉強を進めていくと他の教材にも手をだしたくなってしまいますが、どれも中途半端に終わってしまうため、1つの教材に集中するのが結局とのころ合格への近道となります。

②途中でつまずいてもとりあえず「最初から最後まで」やる

途中にわからない点があったとしてもとりあえずは最後まで勉強を進めてください。

全体を勉強することで見えてくる部分もありますし、また、その時はわからなくても時間を置けば理解できることも多々あるため、わからない点で悩み多くの時間を使用するのは非効率的です。

 

(4) 過去問題集は時間を測って解く

スポーツと同じで普段の勉強の時から本番と同じ環境で取り組むことで、本番で実力を発揮することができます。

そのためには、普段の勉強で過去問題集を使用する際に、時間を測るくせをつけてください。

始めは目標時間を決めずにただ測るだけで問題ないです。

毎回測っていると自然と「1問あたり○○分程度で解ける」といった感覚がついてきますので、あとはそれを毎回すこしずつ早めていけば良いだけです。

 

4. 勉強法(分野別)

分野別勉強法

ここでは分野別の学習法を見ていきましょう。

(1) 知識問題

「流動資産には、現金、1年以内に期限の到来する預貯金、受取手形、売掛金、すべての有価証券が含まれる。」

このような知識問題につきましては、ただこの肢を覚えるのではなく、全体をしっかり理解してください。

本問であれば、「売買目的有価証券と決算日の翌日から起算して1年以内に満期の到来する国債・地方債・他社の社債のみが流動資産に含まれ、それ以外の有価証券は原則として固定資産に分類される」という全体像を理解した上で、誤っていると答えられるようにしてください。

 

(2) 分析問題

「X2年度の総資本回転率は○○回であり、X1年度より資金効率や投資効率が高いといえる。」

このような分析問題につきましては、しっかり定義を暗記してください。

問題の数をこなすことも当然重要なのですが、出題パターンは限られているため、1つ1つの定義をしっかり頭にいれればそんなに難しい問題はありません。

本問であれば、「総資本回転率」は「売上高÷総資本」で計算されるということをしっかり覚えておいてください。

 

5. 終わりに

いかがでしたでしょうか?

必要な書籍を用意して王道の勉強法で合格を勝ち取りましょう。

 

6. まとめ

Point!

◆公式テキスト・過去問題集がおすすめ。
◆過去問で試験の傾向をつかむ。
◆インプット・アウトプットの繰り返し。
◆まずは最初から最後まで一通り学習。
◆過去問題集は時間を測って解く。
◆知識問題は理解中心に、分析問題は暗記中心に勉強する。

ビジネス会計検定講座はこちら