ビジネス会計検定の解答速報の結果を踏まえ取るべき行動は?

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第27回(2020/10/18)ビジネス会計検定解答速報

 

はじめに

一生懸命勉強して、やっと試験が終わった!

勉強のことは、しばらく忘れたい人が多いかと思います。

ですが、試験は受けるまでが全てではありません。

今回は、そんな試験後に取るべき行動について、紹介させていただきます。

 

 

1. 自己採点をして間違った箇所を確認

自己採点をして間違った箇所をチェック

試験が終わってまずは、自分を労いたい気持ちもあるかと思います。

「いつも通り落ち着いて解けた。」
「予想が当たり実力以上の力が出せた。」
「緊張してしまい時間内に解けなかった。」

など、色々と思うところがあるかと思います。

いずれにしても、試験終了後はすぐに、自己採点をすることをおすすめします。

試験直後が一番問題の記憶が残っており、どこの問題を間違えてしまったのか、自分が何点ぐらい取れているかの把握ができます。

点数の良し悪しに関わらず、間違った箇所は知識が不確かなので再度復習をすることで、より知識を定着させることができます。

本気で臨んだ試験後であれば、なおのこと記憶に残りやすいです。

また、点数を把握することにより、自分が合格点に達しているかの確認もできるので、試験後のスケジュールについても立てやすくなります。

例えば第27回の例で言うと、『試験日』が10月18日で、『合格発表日』が11月26日となっています。

約1ヶ月のタイムラグが生まれてしまい、それだけ次の行動が遅れてしまいます。

自己採点をするのが怖いという方もいるかとも思いますが、受かったか受かってないか気になって仕方ないというぐらいなら、自己採点をした方がスッキリするため、解答速報ですぐに確認することをおすすめします。

 

2. 合格点に達している場合

合格点に達している場合

1) さらなるステップアップを図る

自己採点を行った結果、合格点に達している場合は、せっかく身につけた知識や勉強の習慣を無駄にしないのが得策です。

上の級を目指したり他の資格の勉強をすることで、さらなるステップアップに挑戦してみるのも良いでしょう。

ここでは、さらなるステップアップに繋がる資格について、いくつか紹介させていただきます。

 

① ビジネス会計検定2級

ビジネス会計検定3級を受験した場合、次は『ビジネス会計検定2級 』 にぜひ取り組んでみてください。

実務で使える知識を得るためには、より実践的な分析手法について、2級で学ぶ必要があります。

ビジネス会計検定2級については、「ビジネス会計検定2級とは?3級との違いは?挑戦すべき5つの理由」をご確認ください。

 

② 日商簿記検定

会計系資格で最もメジャーと言える『日商簿記検定』。

まだ合格されていない方は、この機会に勉強してみても良いかもしれません。

ビジネス会計検定との主な違いは、以下の通りとなります。

『ビジネス会計検定』
→作成時に用いられた会計基準や法令を理解し、財務諸表を分析して企業の経営状況を把握する事を目的としている。

『日商簿記検定』
→日々の取引を記録し、仕訳などを通じて貸借対照表や損益計算書という財務諸表を作成する事を目的としている。

よって、どちらも勉強することにより、財務諸表の作成から分析までの能力を身に着けることが可能となります。

ビジネス会計検定と簿記検定の比較については、「ビジネス会計検定と簿記検定の共通点、相違点は?」をご参照ください。

 

③ FP(ファイナンシャルプランナー)検定

ビジネス会計検定で「会社の財務状況」について分析する知識を身に着けたら、次は「個人の財務状況」について目を向けてみるのも良いでしょう。

人生の目標などを叶えるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を相談者と一緒に考え、サポートする専門家の事を『FP(ファイナンシャルプランナー)』と言います。

勉強範囲に、社会保険、健康保険、年金、生命保険、損害保険、税金、不動産、資産運用などが含まれているため、個人のお金に関する基本的な知識について試験勉強を通じて学ぶことが可能です。

お金の流れを理解するには、うってつけの資格試験と言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーについては、「ファイナンシャルプランナーは意味のない資格?それとも役に立つ?」も合わせてご確認ください。

 

④ 中小企業診断士

企業の経営状態を分析して、売上増や利益率の改善、内部体制の構築など様々な助言や提案を行う、経営コンサルタント。

『中小企業診断士』とは、そんな経営コンサルタントの技能を証明する、唯一の国家資格です。

勉強範囲は多岐に渡り、マーケティング論から、生産管理や販売管理、知的財産権や会社法まで、あるとあらゆる分野の知識が身に付きます。

また、資格としては難関資格に該当するため、その分労力はかかりますが、持っていれば一目置かれたり、会社によっては資格手当が支給されたりなど優遇されることもあるので、スキルアップ・キャリアアップにとても有用な資格であると言えます。

ビジネス会計検定と中小企業診断士の比較については「ビジネス会計検定と中小企業診断士試験の意外な共通点は?」をご参照ください。

 

2) 実際に実務で活用する

試験勉強で身につけた知識を、さっそく実務で活かしてみましょう。

まずは自社の財務状況の分析から、そして可能であれば取引先の財務諸表の数字を確認して、これまでになかった視点から分析を進めてみるのも良いでしょう。

特に上場企業については、金融商品取引法により会社の財務諸表をインターネットなどで公開する義務があるため、だれでも閲覧・利用することが可能となっております。

例示として、以下を見ていきましょう。

 

 

 

 

※日本マクドナルド株式会社決算公告より抜粋。

 

※日本マクドナルドホールディングス株式会社有価証券報告書より抜粋。

 

上記は公式HPで公開されている、日本マクドナルド株式会社の財務諸表です。

これと有価証券報告書の内容を確認すると、以下の点について読み取ることができます。

・業種上、薄利多売という経営スタイルのため、売上総利益率は低い。
・販管費のうち、連結で約77億円を広告宣伝費と販売促進費に費やしており、その宣伝が功を奏してか単体で約230億円の当期純利益を確保できている。
・関係会社短期借入金が約860億円計上されているが、すべて親会社からの借入金であり、親会社には外部からの大きな借入金はなく、親会社の自己資本比率も85%を超えており健全な経営ができている。

※B/S、P/L、注記は日本マクドナルド株式会社単体のものを抜粋。

 

名前を聞いたことがある有名企業については大半が閲覧可能であるため、興味を持った企業について調べてみると、新たな発見があるかもしれません。

 

3. 合格点に達していない場合

合格点に達していない場合

自己採点を行って残念ながら合格点に達していなかった場合、すぐにでも勉強を再開しましょう。

休みたくなる気持ちはわかりますが、ここで休むとせっかく勉強する習慣が身についたのに、面倒になってなかなか勉強を始めることができなくなってしまいます。

そして、知識もどんどん薄れていってしまうため、勉強を再開する頃にはまた1から・・・という事にもなりかねません。

まずは間違った論点を中心に復習を行い、次の試験では必ず合格をする!という強い気持ちを持って、勉強に取り組むようにしましょう。

次回試験に向けて必要な勉強時間は、「ビジネス会計検定の勉強時間・勉強期間はどのくらい??」をご参照ください。

 

4. 終わりに

いかがでしたでしょうか?

試験は受けるまでの過程だけでなく、試験を受けてからの行動も非常に重要です。

周りのライバルに後れを取らないためにも、まずは一歩先を見据えた行動を取ることを、心がけてみてはいかがでしょうか?

 

5. まとめ

Point! ◆試験が終了したら、知識の定着のためにまずは解答速報を確認する。
◆合格点に達している場合:他資格に挑戦するなど、さらなるステップアップに取り組む。
◆合格点に達していない場合:勉強する習慣を維持するためにも、まずは復習などを行って次の試験に備える。
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