ビジネス会計検定の勉強時間・勉強期間はどのくらい??

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ビジネス会計検定試験の勉強を始めるにあたり、いったい何時間の勉強時間で、どの程度の勉強期間を確保すれば合格するのだろうか?と疑問に思われる方もいるかと思います。

漠然とした不安は数値化することで、「案外できるかも!」と解決することがほとんどです。

そのためここでは、具体的な時間数をもとに、勉強時間・勉強期間について解説していきます。

筆者の情報
・公認会計士
・ビジネス会計検定合格
・監査法人➡経理に出向➡ベンチャー➡自営業
・ビジネス会計検定講座を運営しており、合格に必要な勉強時間についても熟知している。

 

 

1. ビジネス会計検定3級の勉強時間

ビジネス会計検定試験3級の勉強時間

ビジネス会計検定3級合格に必要な勉強時間については、1つの目安として以下をご参照ください。

◆簿記3級合格/一定以上の経理経験
50時間

◆初学者
100時間

 

また、脳科学的に記憶が定着するためには、「インプット1に対してアウトプット3の割合」が適切との研究結果もありますので、具体的な勉強割合は以下となります。 

◆簿記3級合格/一定以上の経理経験
・インプット:12時間
・アウトプット:38時間

◆初学者
・インプット:25時間
・アウトプット:75時間

 

インプット教材としては「ビジネス会計検定試験公式テキスト3級<第4版>」を、アウトプット教材としては 「ビジネス会計検定試験公式過去問題集3級<第4版>」 を、ご利用ください。

ビジネス会計検定3級公式テキスト&公式問題集

 

また、他の資格試験の合格者であり、資格の勉強についてある程度コツをつかんでいる人は、上述の勉強時間よりも短い時間での合格が可能となります。

ビジネス会計検定3級の詳細につきましては、「ビジネス会計検定3級とは?なぜ今注目を集めているの?」も合わせてご確認ください。

★「量」よりも「質」が大事?
ビジネス会計検定3級に合格するためには、50時間・100時間といった勉強「量」が必要となります。

一方で、100時間ただ勉強机に座ってテキストを眺めるだけでは、合格に必要な知識は身に付きません。

つまり、勉強「量」だけでなく、勉強の「質」についても意識する必要があるのです。

ただ、勉強の「質」は勉強「量」を増やすことでも上がっていくため、結局のところ、「量」と「質」どちらも意識することが、最短合格につながっていきます。

ビジネス会計検定の勉強の「質」を上げる方法については、「ビジネス会計検定の勉強法とは?講師おすすめ勉強法6選!」をご参照ください。

 

2. ビジネス会計検定2級の勉強時間

ビジネス会計検定試験2級の勉強時間

次に、ビジネス会計検定2級合格に必要な勉強時間について見ていきましょう。

こちらも1つの目安として、以下をご参照ください。

◆ビジネス会計検定3級合格/簿記3級合格/一定以上の経理経験など、財務諸表に馴染みがある
100時間

◆初学者
200時間

 

また、こちらも「インプット1に対してアウトプット3の割合」で勉強時間を計算すると、以下のようになります。

◆ビジネス会計検定3級合格/簿記3級合格/一定以上の経理経験など、財務諸表に馴染みがある
・インプット:25時間
・アウトプット:75時間

◆初学者
・インプット:50時間
・アウトプット:150時間

 

インプット教材としては「ビジネス会計検定試験公式テキスト2級<第5版>」を、アウトプット教材としては 「ビジネス会計検定試験公式過去問題集2級<第4版>」 を、ご利用ください。

ビジネス会計検定2級公式テキスト&公式問題集

 

ここで、ビジネス会計検定2級を100時間程度で合格できる、「財務諸表に馴染みがある」人とは、どのようなレベルの人を指すのでしょうか?

財務諸表に馴染みがある人とは、財務3表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)を、ある程度「読める」人のことを指します。

「読める」人であり、「作成できる」人ではない点に、注意してください。

具体的には、例えば以下の問題に答えられる人達が、財務諸表に馴染みのある人として想定されます。

 

例題①:安全性分析(流動比率)

安全性分析 流動比率 問題
安全性分析 流動比率 解答

 

例題②:収益性分析(総資本経常利益率の分解)

収益性分析 総資本経常利益率の分解 問題
収益性分析 総資本経常利益率の分解 解答

 

例題③:CF分析(キャッシュフロー循環)

キャッシュフロー分析 積極的な投資を行っているのは? 問題
キャッシュフロー分析 積極的な投資を行っているのは? 解答

 

いかがでしょうか?

上記の例題を即答できた人は「財務諸表に馴染みがある」人と言えるので、ビジネス会計検定2級を100時間で合格できる可能性が十分あります。

ビジネス会計検定2級の詳細につきましては、「ビジネス会計検定試験の2級とは?挑戦すべき5つの理由」をご参照ください。

★効率的に合格を目指すには?
合格に必要な勉強時間についてお伝えしましたが、場合によってはこの時間よりも多くの時間を必要とすることも、逆に少ない時間となることもあります。

そして、より少ない時間で合格できるなら、それに越したことはありません。
そのためには、プロの講義を聞いて、独学で遠回りをする時間を極力減らすことをおすすめいたします。

会計ショップのビジネス会計検定講座では、頻出論点に絞ることで講義時間を最小限にしており、また、1講義を10~20分程度に抑えているため、集中力を切らすことなく勉強することが可能となります。
ぜひガイダンス動画を確認してみてください!

 

3. 試験5か月前

勉強時間(5か月前)

ここでは、勉強開始時期の違いによる、具体的な勉強時間を見ていきましょう。

試験5ヶ月前にスタートした場合(勉強期間5か月の場合)、おおよそ150日(=30日×5か月)試験日までにあります。

 

1) 3級の場合

平日30分休日1時間の勉強を150日間繰り返せば、合計約100時間の勉強時間が確保できます。

100時間
≒ 平日(0.5時間 × 150日 × 5日/7日)
+ 休日(1時間 × 150日 × 2日/7日)

*平日を週5日、休日を週2日と仮定して計算(以下同様)

 

2) 2級の場合

平日1時間休日2時間の勉強を150日間繰り返せば、合計約200時間の勉強時間が確保できます。

200時間
≒ 平日(1時間 × 150日 × 5日/7日)
+ 休日(2時間 × 150日 × 2日/7日)

 

比較的ゆとりのある勉強スケジュールを組めるため、可能であれば5か月前からしっかり準備を整えるのが望ましいです。

この時期であれば、後述の「ベビーステップ」を取り入れて、少しずつ勉強を習慣化することができます。

★試験5か月前の注意点は?
試験5か月前であれば比較的余裕があるため、安心する人も多いかと思います。

ただ、余裕がある分、中だるみにつながり、結局試験直前に追い込むことになってしまいがちです。

そうならないためにも、あえて試験1か月前までに試験範囲全ての勉強を終わらせる計画を、立ててみてください。

強制的に勉強期間を短くすることで、中だるみを防ぐことができ、また、仮に間に合わなくても1カ月間の予備日があるため安心です。

 

4. 試験3か月前

勉強時間(3か月前)

試験3ヶ月前にスタートした場合(勉強期間3か月の場合)、おおよそ90日(=30日×3か月)試験日までにあります。

 

1) 3級の場合

平日30分休日2.5時間の勉強を90日間繰り返せば、合計約100時間の勉強時間が確保できます。

100時間
≒ 平日(0.5時間 × 90日 × 5日/7日)
+ 休日(2.5時間 × 90日 × 2日/7日)

 

2) 2級の場合

平日1時間休日5時間の勉強を90日間繰り返せば、合計約200時間の勉強時間が確保できます。

200時間
≒ 平日(1時間 × 90日 × 5日/7日)
+ 休日(5時間 × 90日 × 2日/7日)

 

休日の勉強時間が3級の場合2.5時間、2級の場合5時間とかなり増えることとなり、勉強の負担が大きくなりますが、まだやってできなくはない範囲となります。

★試験3か月前の注意点は?
試験3か月前は余裕があるわけではありませんが、しっかりと計画を立てて勉強すれば、十分合格が可能な時期となります。

ただ、変にあせってしまい、計画倒れに終わってしまった、、、ということも起きやすい期間となります。

そのため、余裕を持つために前倒しした計画を立てるよりは、現実的な計画を立てた方が良いです。

3ヶ月あれば十分間に合いますので、焦らず地に足のついた計画を立てましょう。

 

5. 試験1か月前

勉強時間(1か月前)

試験1ヶ月前にスタートした場合(勉強期間1か月の場合)、おおよそ30日(=30日×1か月)試験日までにあります。

 

1) 3級の場合

平日2.5時間休日6時間の勉強を30日間繰り返せば、合計約100時間の勉強時間が確保できます。

100時間
≒ 平日(2.5時間 × 30日 × 5日/7日)
+ 休日(6時間 × 30日 × 2日/7日)

 

2) 2級の場合

平日5時間休日12時間の勉強を30日間繰り返せば、合計約200時間の勉強時間が確保できます。

200時間
≒ 平日(5時間 × 30日 × 5日/7日)
+ 休日(12時間 × 30日 × 2日/7日)

 

平日・休日の勉強時間が相当増えるため、よほど勉強時間に余裕がある人でない限りは、合格可能性はかなり低くなります。

ただ、1か月でできる限りの勉強をして、とりあえず受験することは、次回の試験にもつながるため、あきらめずに勉強を頑張ってみましょう。

★試験1か月前の注意点は?
試験1か月前は、前述の勉強時間を見ていただければわかるのですが、とにかくいかにして勉強時間を確保するかがポイントとなります。

ちょっとしたスキマ時間を利用して1日1時間の勉強時間を追加する、1ヶ月の間は会社や学校に近い場所に住み通勤・通学時間を短縮することで1日30分の勉強時間を追加する、といったような普段であればとらない選択肢を採用する必要があります。

1ヶ月の間だけと割り切って、勉強漬けの生活を送りましょう。

 

6. ベビーステップで勉強を習慣化

ベビーステップで勉強を習慣化する

具体的な勉強時間・勉強期間のご紹介をしてきましたが、一番重要なのは勉強の習慣をつけることです。

そのために、「ベビーステップ」という段階をまず踏んでみてください。

「ベビーステップ」とは、まず小さなステップを設定してそれをクリアすることで、習慣化させていくためのプロセスを言います。

勉強に関して言うと、まずは1日5分だけ勉強するというベビーステップを設定して、必ず毎日勉強を続けてください。

歯磨きと同じで、気付くと 勉強をしていないと気持ちが悪いくらいになれば、徐々に勉強時間を増やしていってください。

★習慣化のコツは?
習慣化するにはベビーステップと合わせて、「いつ」「どこで」「何を」するかを固定することが大切となります。
例えば、以下のような習慣が考えられます。

・起床後すぐに、リビングの机で、ビジネス会計検定の公式問題集を解く。
・昼休みに、会社近くのスタバで、ビジネス会計検定の講義を聞く。

この3つを固定して2週間継続できれば、逆にその時間にその場所でそれをやっていないと、違和感を感じるようになります。

ぜひ試してみてください。

 

7. 終わりに

いかがでしたでしょうか?

必要な勉強時間・勉強期間を具体的な数値にすることで、今から自分がどのくらい勉強を積み重ねていけばいいか、わかったのではないでしょうか。

本日から勉強をスタートさせて、合格を勝ち取りましょう。

 

8. まとめ

Point!

◆3級の勉強時間は約100時間
◆2級の勉強時間は約200時間
◆5か月前
・3級:平日30分、休日1時間
・2級:平日1時間、休日2時間
◆3か月前
・3級:平日30分、休日2.5時間
・2級:平日1時間、休日5時間
◆1か月前
・3級:平日2.5時間、休日6時間
・2級:平日5時間、休日12時間
◆ベビーステップを設定して勉強を「習慣化」

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