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経理はある程度安定的に稼げる反面、営業ほど成果に合わせて急激に収入が上がるということはありません。
そのため、経理の方であれば一度は「何か副業をしようかな、、」と考えたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、経理の方におすすめできる副業を6つご紹介していきます。
副業をやることで、月数万円程度の収入アップは十分期待できます。
1. 経理代行
1) 経理代行とは?
経理代行とは、読んで字のごとく経理を代行する業務となります。
企業側が経理の人員を社内で抱えこまずに、全てあるいは一部をアウトソースする際の受け皿となるのが経理代行です。
、、、そんな企業あるの?普通は社内に経理部あるでしょ?
と思われるかもしれません。
実は以下のような理由で、企業側の経理代行に対するニーズは年々高まっております。
① 育成コスト不要で安定的なパフォーマンス
社内で経理部員を持つ場合、数か月から数年の育成期間が必要となります。
これは会社にとっては先行投資のコストです。
せっかく育成した人材が転職などで会社を退職し、また新人を育成する必要があるといったケースも十分にありえます。
これに対して経理代行の場合は、育成コストも必要なく、また、経理代行会社が相手の場合は安定的なサービスを受けることができます。
相手が個人の場合でも、クラウドソーシングなどを使用すれば相手は比較的に見つけやすいため、安定的なサービスが期待できます。
② 使用料に応じた変動費として扱える
社内で経理部員を持つ場合、その人件費は毎月の固定費となります。
一方で経理代行の場合は、使わない月・年はその分使用料を抑えればよく、経理のコストを変動費として扱うことができます。
経理には繁忙期があり、経理代行であれば一時的に人員を増やしたいタイミングに柔軟に対応できます。
また、これはコスト削減にもつながるため、金銭的なメリットも大きいです。
③ 不正を減らすことができる
経理代行であればあくまで外部者であるため、客観的に経理作業を行うことができます。
会社の現状がとうであろうが、あるべき数値を作成してくれます。
企業外の第三者であるがゆえに独立性が保たれます。
そんな経理代行の業務例としては、以下の全部または一部などがあります。
・会計帳簿のチェック
・決算書の作成
・税務申告書の作成
・給与計算代行/年末調整作業
それでは企業側ではなく、経理代行を副業として行う側のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
次項以降で解説していきます。
2) 経理代行のメリット
経理代行を副業としてやるメリットには以下のようなものがあります。
① 本業の知識がそのまま活かせる
1つ目のメリットとしては、普段の業務で使用している知識がそのまま経理代行にも活かせる点が挙げられます。
副業のための新たな勉強も不要ですので、比較的早く稼ぎ始めることが可能です。
② 副業で学んだ内容を本業に活かせる
2つ目のメリットは上記の逆で、副業で学ぶ知識も基本的に経理に関することなので、その知識をそのまま本業の経理作業に活かせることです。
同じ「経理」という分野であるため、本業と副業の相乗効果が非常に大きいのが経理代行の特徴です。
3) 経理代行のデメリット
反対に、経理代行を副業としてやるデメリットには以下のようなものがあります。
① 専門作業なので評価はシビア
デメリットの1つ目は、経理業務という専門業務に対して依頼人はお金を払うので、その分評価もシビアなことが多いです。
案件を継続するために一定のパフォーマンスを発揮し続ける必要があります。
ただ逆に言えば、専門業務であるがゆえに、時給換算でもそれなりに稼げる案件が多いです。
② 繁忙期がかぶりやすい
経理の繁忙期は基本的に共通しており、月次の場合は月初、年次の場合は例えば3月決算の会社であれば4・5月となります。
この繁忙期に合わせて経理のニーズが高まるため、経理代行の案件も特定の時期に増えることがあります。
問題なのは、本業の経理も同じ時期に繁忙期となり、副業の経理代行とかぶるため、引き受けられる案件に限りがある点となります。
本業と副業がかぶるのでれば、間違いなく本業を優先すべきです。
副業はあくまで従たるものであり、本業がうまくいっていることが副業をやる前提となります。
4) おすすめサイト
経理代行の案件を探す場合は以下のクラウドソーシングサイトがおすすめです。(クリックするとサイトに移動します。)
副業で経理代行をやってみて、ある程度手ごたえを感じられるのであれば、将来的にはフリーランス経理として働くことも視野に入れてみると良いかもしれません。
フリーランス経理については「経理がフリーランスになるのは可能?押さえるべきポイントは?」をご参照ください。
2. 不動産投資
1) 不動産投資とは?
不動産投資とは、マンションやアパートなどを購入してオーナーとなり、家賃収入を得る投資のことを言います。
普通のサラリーマンの方がよく勘違いされるのが、用意できる自己資金が少ないので一棟買いではなく一室買いのみを候補に入れるという点です。
不動産投資の場合は基本的に銀行でローンを組みますので、自己資金も関係なくはないですが、どちらかというと現在の収入や年齢(残りの勤続年数)などの方が要素としては大きいです。
そのため、自己資金がないからと一棟買いを候補から外すのは愚策です。
また、ローンを多額に組みたくないからと一室買いのみを念頭におくのも、収益性の高い一棟買いを見逃すことになるので、あまり良くありません。
結局は皆さんが普段やられている経理の考えと一緒で、稼げるお金(家賃収入・売却収入)と支払わなければならないお金(ローン返済・補修工事・管理会社への費用など)の差額を考えることが大切です。
このあたりのシミュレーションについて、経理の方であれば普段業務でやっていることを応用して、エクセルなどを使用すれば、比較的呑み込みが早いです。
2) 不動産投資のメリット
不動産投資のメリットには以下のようなものがあります。
① 安定収入
一般的な賃貸不動産であれば、毎月住居人が入れ替わるということは考えにくく、1年から数年のスパンで入退居が起こります。
そのため、入居さえすればある程度安定した不労所得を得ることができます。
集客や住居人とのやりとり、物件の管理などは管理会社に任せておけばいいので、物理的な制約も少ないです。
② 土地も一緒に買えば値上がり収入も
場所にもよるのですが、インフレになると一般的に土地の価格も上がっていくため、土地も一緒に購入すれば、普段の家賃収入だけでなく売却の際の売却益も得ることができます。
そもそもの金額が大きいため、少しの値上がりでも大きな売却益がでることがあります。
③ いざという時の私的利用も可能
自分がオーナーですので、いざという時に自分または家族などを住まわせることも可能です。
将来自分が住むかもしれない家の住宅ローンを家賃収入で相殺できると考えれば、仮に多少のマイナスがでても将来的には悪くない投資となるかもしれません。
目的に応じた柔軟な対応ができる点も不動産投資の魅力です。
3) 不動産投資のデメリット
一方で、不動産投資のデメリットについては以下のようなものがあります。
① 空室リスク
集客がうまくいき入居者が入れば、先ほどお伝えしたメリットの安定的な収入となるのですが、逆に入居者が入らず空室が続くリスクもあります。
どんな物件でも一時的であれば空室は発生しますが、あまりに長く発生するような物件を購入してしまった場合、ローンの返済のみとなり、投資効率は非常に悪いです。
そうならないためにも、慎重な物件選びが必要となります。
② 柔軟な資金需要に対応できない
始めにある程度の金額を自己資金で支払うことになるのですが、このお金は不動産投資をせずに現金預金として所有しておけば、何かあった時にすぐ使用できます。
一方で、一度不動産に投資してしまうと、不動産の売却はすぐにできるものではないので、突発的な資金需要が発生した場合に、柔軟に対応することができません。
そのため、自己資金を入れる段階で、自己資金とは別に一定程度の現金預金を確保しておく必要があります。
賃貸併用住宅に投資をするという選択肢もあります。
私も昔候補の1つとして実際に賃貸併用住宅を検討し、不動産会社を回ったことがあります。
賃貸収入を自宅のローン返済に充てられる、アパートローンではなく住宅ローンで借りられる、物件を自主管理できるなどのメリットがある一方で、プライバシーがなくなる、売却しにくいなどのデメリットがあります。
4) おすすめサイト
不動産投資でおすすめのサイトは以下となります。(クリックするとサイトに移動します。)
物件探しだけでなく、大家さん向けのコラムなどもぜひ参考にしてみてください。
3. 輸入代理店
1) 輸入代理店とは?
3つ目のおすすめの副業は、個人で行う輸入代理店業です。
輸入代理店とは、簡単に言うと海外のメーカーの商品を日本で代理販売して手数料をもらうビジネスです。
法人でやるものと思われるかもしれませんが、実は個人でも副業としてやることは十分可能です。
例えば、米国のamazon.com(amazon.co.jpではないです。)で評価が高く、まだ日本に輸入されていない商品を探して、メーカーのホームページのお問い合わせ欄から「日本で商品を販売させてほしい」旨を連絡します。
英語が苦手だから無理という人もいるかもしれませんが、メールのやりとりであればある程度テンプレートを作成すれば、十分対応可能です。
「自分は経理の知識かないので、仕入れても販売する方法がわからない。」
「そもそも始めにメーカーから商品を仕入れる際の費用が多額であれば手がだせない。」
と思われるかもしれません。
しかし、輸入品を販売するのに特殊な営業能力・人脈や自己資金は必要なく、クラウドファンディングを利用すれば素人でも十分うまくいく可能性があります。
クラウドファンディングとは、何かやりたいことがある際に不特定多数の第三者から出資を募る方法であり、専用のサイトがいくつかあります。
クラウドファンディングサイト上でまだ日本で販売されていない商品について、出資をしてくれれば商品を提供するという予約販売のように使用すれば、営業能力・人脈や自己資金などとは関係なく輸入品を販売することができます。
また、海外旅行が好きな方であれば、旅行のついでに海外の展示会を回るのも良いかもしれません。
詳細については「4) おすすめの書籍」で紹介する書籍を参考にしてみてください。
2) 輸入代理店のメリット
それでは輸入代理店のメリットについて見ていきましょう。
① 自分がワクワクする商品を販売できる
輸入代理店の場合、海外で扱われている商品のうち自分が心躍らされる商品を、日本の消費者に広める第一人者となることができるため、非常にやりがいがあります。
経理の方であればあまり経験がないかと思いますが、自分がいいと思ったものを販売できるというのは、営業をする上で非常にありがたいことです。
普通の営業マンは、個人的には微妙と思っている商品でも販売せざる負えない状況が多々発生します。
② 商品が尽きることがない
個人で輸入代理店を行う場合、基本的にやりとりする相手は海外のスタートアップ企業が多いです。
一定以上の規模の企業であれば日本とのパイプも既に構築済みであり、わざわざ個人に頼む必要がないためです。
全世界で毎年多くのスタートアップ企業が誕生しており、輸入販売の対象となる商品が尽きることはありません。
毎年新しい商材がでて、販売物に困らないのは非常に大きなメリットとなります。
③ 英語のスキルアップ
先ほど英語でのやりとりはテンプレートを使用すれば十分対応可能と言いましたが、逆に英語能力を上げたい人にとっては絶好の練習台になります。
日本国内で英語を学ぶ上で大きな問題点は、アウトプットする場所が少ないという点です。
輸入代理店をやって強制的に英語を使用する環境に自分を追い込めば、自然と英語能力はついていきます。
また、実際の生きたビジネス英語を学べる点も非常に大きなメリットです。
3) 輸入代理店のデメリット
逆に輸入代理店には以下のようなデメリットがあります。
① 収入が安定しない
輸入代理店の場合、日本での代理販売を許可してくれる相手先が一度見つかればある程度の収入は見込めますが、相手先を見つけるのに時間がかかり、毎月安定した収入を望むのは難しいです。
また、相手先を見つけても、自分の商品の目利きが悪く日本の消費者に受け入れられない場合もあり、安定的な収入を見込むのは難しいです。
② 英語が全くできないと苦痛
英語は基本的にテンプレートのメールのやりとりでかなりの部分は対応できます。
しかし、最低限の英語力が必要なのも事実ですので、全く英語ができない方にとってはかなり苦痛な作業になります。
あくまで目安ですが、TOEIC「700点」以上はないと苦痛に感じてしまうかもしれません。
4) おすすめ書籍
輸入ビジネスで副業をするにあたり、おススメしたい書籍は以下となります。
本記事ではあくまで概要しか書いておりませんので、実際に副業として興味を持たれた方は、上記書籍を参考にしてみてください。
具体的なクラウドファンディングサイトの情報や海外の展示会情報など、参考になる情報が多数掲載されております。
輸入代理店を個人でやる場合、売上や原価・各種費用の計算・管理が必要となるため、経理の方には向いているかもしれません。
メーカーの海外企業からすれば、日本で勝負をかけたいと思っており、輸入代理店の人がどんぶり勘定な人ではお互いが損をするだけです。
そのため、普段から損益管理を生業としている経理の方の副業の候補としてはおすすめです!
4. メルカリやヤフオクでの転売
1) メルカリやヤフオクでの転売とは?
4つ目のおすすめの副業は、メルカリやヤフオクでの転売ビジネスです。
ビジネスの本質である「安く買って、高く売る。」という概念を身をもって学ぶことができます。
誰でも身の回りにあるものから簡単に始められますので、経理に限らず初めての副業としてはおすすめです。
2) メルカリやヤフオクでの転売のメリット
転売ビジネスのメリットは以下となります。
① 簡単に始められる
メルカリやヤフオクなどの台頭により、中古で個人からモノを仕入れるという市場が広まったため、身近なちょっとしたものでも出品しやすい環境となっております。
各サイトの登録・出品方法も簡単であり、匿名配送も可能となっているため、副業として非常に簡単に始めることが可能です。
② 時間に縛られない
一度出品してしまえば後は買い手がつくのを待つだけであり、時間的に縛られることが少ないです。
経理代行や輸入代理店など、相手方が法人の場合は適時な対応を求められることが多く、時間的な制約が大きくなります。
空き時間に手軽できる副業という意味で転売はおすすめです。
3) メルカリやヤフオクでの転売のデメリット
それでは転売ビジネスにデメリットはあるのでしょうか?
① 利益が少ない
1つ目のデメリットとしては、販売額から仕入額を控除した利益が割と少ない点が挙げられます。
これは誰でも気軽に始められることの裏返しとしてライバルが非常に多く、必然的に値下げ競争に陥るためです。
そのため、他の副業と比べて手軽に少額稼ぐことは可能な反面、多額のお金を稼ごうと考える人には向かない副業と言えるかもしれません。
既にあるものを処分するのであれば転売はおすすめです。
本来0円、あるいは処分費用がかかるものから少しでも売上が上がるのであれば、やった方が良く、私の妻もそれでかなりの額を稼いでいました!
(つまり仕入値もそれなりのものだったとも言えますが、、、)
② 在庫管理が必要
転売の場合、先に仕入れを行う必要があります。
つまり、仕入れた商品を自宅で保管する必要があります。
在庫管理のためのスペースが必要となり、また、きれいな状態で管理しておく必要があり、この点もデメリットとして挙げられます。
4) おすすめサイト
転売に関してはメジャーですが、以下のサイトがおすすめです。(クリックするとサイトに移動します。)
・メルカリ
・ヤフオク
5. セミナー業
1) セミナー業とは?
5つ目の経理におすすめの副業として、セミナー業があります。
自身が講師となって参加者を募りセミナーを開催するというものです。
「どんな内容でセミナーを開催するのか?」
「どうやってセミナーに集客するのか?」
の2点が問題となってきますので、1つずつ見ていきましょう。
① どんな内容でセミナーを開催するのか?
自分に講師をできるような分野はない、、、と思われている経理の方もいるかもしれませんが、あります!
普段自分が担当している経理業務について語ればいいのです。
例えば「源泉徴収の経理について、現役経理が教えます!」などの簡単なものでかまいません。
そんなものにニーズがあるのか疑問に思われるかもしれませんが、具体的な経理の方法を欲している人はたくさんいます。
② どうやってセミナーに集客するのか?
それでは、内容が決まったところで、どうやって人を集めれば良いのでしょうか?
この点については、ストリートアカデミーなどの便利なオンラインサイトがあり、内容・日時・金額などを設定すれば集客を行うことが可能です。
注意点として、「経理のことなら何でも聞いてください!」のような内容の場合は人が集まりにくいです。
「何でも」ではなく「○○については任せてください!」といった方が、特定の分野を知りたい人には効果的です。
お金を払って知識を収集しようとしている人がお客さんとなり、そのような人達はある程度明確な目的を持って講師を探しています。
そのため、仮に経理業務全般について知っていても、特定の業務に絞った内容で集客を行うことがポイントとなります。
2) セミナー業のメリット
それではセミナー業のメリットについて見ていきましょう。
① 自分の知識をお金に還元できる
セミナー講師の場合、自分の持っている知識を利用してお金を稼ぐことができます。
何か販売物を作る必要もないですし、仕入れる必要もありません。
自分が今まで経験したことをアウトプットするだけで、収入につながります。
② 人に教えることで知識が深まる
仕事でも勉強でも言えることですが、自分でできるのと、その内容を人に教えられるのとでは、内容に関する理解の深さが異なります。
他人に普段の経理業務の内容を伝えることを繰り返していくうちに、日々何気なくこなしていた業務に対する理解がさらに深まります。
誰しも恥ずかしい思いはしたくないので、人に教えるとなると、教える分野のより深い知識や周辺知識について調べ、結果的にそれが自分の成長につながります。
3) セミナー業のデメリット
反対にセミナー業のデメリットについても見ていきましょう。
① 物理的に時間をとられる
1つ目のデメリットは、物理的に時間を拘束される点です。
特定の日時に特定の場所でセミナーを行う必要があり、その時間帯は仕事も含めた他の用事よりも優先的に対応する必要があります。
自由に気の向いた時間に副業をしたいという方には向かないかもしれません。
一度収録した動画を申込者に有料販売するという方法もあります。
「Udemy」などのオンライン上のプラットフォームを利用すれば、個人でも動画販売が可能です。
時間に拘束されたくない方は、候補の1つに入れてみると良いかと思います!
② しゃべるのが苦手な場合は難しい
セミナー業は講師業ですので、人前でしゃべるのが苦手な方には不向きとなります。
お客さんはお金を払っていますので、ある程度のしゃべる技術は要求されます。
ただ、話し方についてもいろいろな方法論がネットや書籍で紹介されておりますので、勉強・練習すれば最低限のスキルは身につくはずです。
場合によっては、「人前でしゃべるのが苦手な私が、今ではセミナー講師を務めるようになった〇個の方法をご紹介します!」などのタイトルで、しゃべり方を習得した過程自体でセミナーを開くこともできるかもしれません。
4) おすすめサイト
セミナー講師をやる上でおすすめのサイトは以下となります。(クリックするとサイトに移動します。)
・ストアカ
6. アフィリエイト
1) アフィリエイトとは?
最後にご紹介する副業はアフィリエイトです。
気軽に始められる副業の定番として定着しつつあるアフィリエイトですが、知らない方もまだまだ多いのも事実です。
簡単に言うと、自社の商品を紹介してほしい企業が一般の方のブログなどに広告を載せてもらい、そのブログ経由で購入があった場合にいくらかの手数料をブログの運営者に払う、というのがアフィリエイトの仕組みとなります。
ASP(Affiliate Service Provider)と呼ばれる広告主とブロガーをつなぐサイトがいくつかあり、そこに広告主が紹介してほしい商品情報や手数料などが掲載されております。
副業として始める場合はまずワードプレスなどで自分のブログを立ち上げて、SEOなどの知識を駆使してブログに集客する必要があります。
基本的には集客の人数に応じてそのブログ経由での売上も上がっていき、副業としても儲かっていきます。
アフィリエイトの始め方の詳細については、ネットで検索すれば数多くの記事がでてくるため、興味のある方は検索してみてください。
今後はその人しか提供できないコンテンツ、つまり、その人の「体験談」が多く含まれている記事が上位に表示されやすくなると言われております。
そのため、アフィリエイト用の記事を書く際は、自分ならではの体験談をできるだけ書くクセをつけると、成果がでやすくなるかもしれません。
いずれにしろ、アフィリエイトは「継続」がモノを言う世界です。
私もできるだけ多くの有益な記事を書くことを日々心がけて、作業に取り組んでおります!
2) アフィリエイトのメリット
アフィリエイトのメリットについては以下の点が挙げられます。
① 熱しにくく冷めにくいビジネス
アフィリエイトは成果がでるまでかなり時間がかかります。
100記事や半年などいろいろなことが言われておりますが、いずれにしろ例外的なケースを除けば相当な期間成果なしで頑張り続ける必要があります。
ただ逆に、一度成果がで始めると、急に落ちるということはないので、安定的に稼ぐことができます。
Googleでの検索順位を上位に上げるためのSEO周りの知識についても、つまるところそのキーワードを検索した人のためになる記事を書き続ければ自然に上がっていきます。
アフィリエイトは継続することが一番大切です。
そのため、辛抱強く続けられる人にとっては、いずれ安定的に稼げるようになるおすすめの副業となります。
② 情報収集の習慣がつく
ブログに記事を書くためには、事前の情報収集が必要となります。
特に誰でも見ることができるブログの記事の場合、より真剣に情報収集に取り組むこととなります。
これが習慣化していくと、自然とかなりの知識がつき、また、情報収集能力も高まります。
これもアフィリエイトのメリットと言えます。
3) アフィリエイトのデメリット
それではアフリエイトのデメリットについて見ていきましょう。
① 集客が大変
1つ目のデメリットは、ある意味これが全てとも言えるのですが、集客が大変だという点です。
ブログを見てくれる人をいかに増やしていくかという点は、本当に苦労します。
副業に興味のある人の多くは「とにかくすぐ稼ぎたい」と思っておりますので、途中で挫折する人が非常に多いです。
自分は我慢できる方だと思っている人でも、数か月全く成果がでない状況が続けば、心が折れるかもしれません。
コツとしては、最終的なアフリエイト収入を追うのではなく、まずはその何歩か手前の指標を追ってみるというのが大切です。
1歩手前であれば、毎日のブログへのアクセス数です。
もう1歩手前であれば、各記事のGoogleでの検索順位などがあります。(GRCというツールを使用すれば調べることが可能です。)
このあたりの指標であれば、1ヶ月単位くらいで少しずつ上昇しているのを数値として見ることができ、モチベーションの維持につながります。
最終数値だけを見ていると変化がなく心が折れてしまうかもしれませんので、その前の指標を追うクセをつけましょう。
② 儲かる分野はライバルが多い
アフリエイトの2つ目のデメリットとしては、手数料が多く儲かる分野についてはライバルが非常に多いという点です。
アフィリエイトはブログさえ立ち上げてしまえば誰でも行うことができ、参入障壁が低いです。
そのため、稼げると分かった分野については一斉に多くの人が飛びつき、あっという間にレッドオーシャンとなってしまいます。
自分の記事に自信があるのでればレッドオーシャンの分野に飛び込むのも1つの方法ですが、そうでないならば、稼ぎは低くてもライバルが少ない分野から始めてみるのも検討してみてください。
その分野の検索キーワードで実際にGoogle検索してみて、上位にアフィリエイト用のサイトがいくつ上がっているかでライバルの数はある程度把握することが可能です。
4) おすすめサイト
アフリエイトにおすすめのASPサイトとしては、以下をご参照ください。(クリックするとサイトに移動します。)
7. 終わりに
経理の方におすすめの副業を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
何事も実際にやってみることが一番の学びになります。
本記事で少しでも興味を引かれた副業があった場合は、ぜひ一度やってみてください。
8. まとめ
◆不動産投資:安定的な収入や土地の値上がり益なども期待できる。
◆輸入代理店:自分のおすすめ商品を日本に広めることができる。
◆転売:身近なものから簡単に始められる。
◆セミナー業:今持っている経理の知識をお金に換えることができる。
◆アフリエイト:継続すれば長期的な安定収入が見込める。