経理は楽な仕事?楽と言われる理由を紹介します!

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皆様は、経理についてどのような印象を持っていますか?

・定時帰りで楽そう。

・むしろ残業ばかりで大変そう。

・ノルマがなくて暇そう。

・毎日数字に追われてつらそう。

人によって印象は様々かと思います。

また、経理の実態も、会社によって異なり、楽な経理部もあれば、激務の経理部もあります。

今回はこのうち、楽な経理部を念頭において、なぜ楽と言われるのかを解説していきます。

反対に、経理の激務あるあるについて知りたい方は、「経理の激務あるあるをご紹介!」をご確認ください。

 

経理におすすめの資格はこちら

 

1. 経理が楽な6つの理由

経理が楽な6つの理由

1) 顧客対応がない

経理が楽と言われる1つ目の理由としては、「顧客対応がない」ことが挙げられます。

営業やカスタマーサポートなどの部署は、日々お客様と向き合っております。

もちろん、顧客の声を聞くことができたり、対人スキルを磨けるといった利点もあります。

一方で、ちょっとした対応ミスでクレームにつながったり、あるいは、そうならないように毎日神経をすり減らす必要があるのも事実です。

また、顧客対応は相手に合わせる必要があり、仕事のペースを自分でコントロールすることができず、結果として激務につながります。

この点、経理であれば、顧客対応がないのでクレームに怯える必要もなく、また、自分の仕事を自分でコントロールできます。

その結果として、経理の仕事は楽になります。

以上より、「顧客対応がない」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

★顧客対応は大変。。。
ベンチャー企業時代に、営業やカスタマーサポートの業務もやっていたのですが、顧客対応は楽ではなかったです。
かなりキツイ言葉で、お叱りを受けたこともありました。

プライベートであれば、「逃げる」というのも1つの選択肢としてありますが、企業の場合はそうはいきません。
その点、経理であれば、社外の一般のお客様と会話することもなく、顔が見えている社内の人間と向き合うことが中心のため、精神的に非常に楽です。

(筆者の経歴については「ビジネス会計検定と出会うまで:公認会計士が語る体験談!」をご確認ください。)

 

2) ノルマがない

経理が楽と言われる2つ目の理由としては、「ノルマがない」ことが挙げられます。

ノルマがある職種の代表例と言えば、営業です。

「最低限、月〇〇件売らなければいけない。。」といったノルマが、営業には課されることが多いです。

ノルマを達成するために、身内や友達から営業を受けた経験がある方もいるかと思います。

ノルマを達成するために、手段を問わずいろいろな方法に手を出してしまい、肉体的に疲弊してしまうこともあります。

ノルマを達成しても、翌月もまたノルマが課され、終わりが見えない状況となり、精神的にも疲弊していきます。

この点、経理であれば、ノルマがなく肉体的にも精神的にも追い込まれにくいです。

また、ノルマがないということは、他のメンバーを助け、チームで一丸となって作業を進めやすくなります。

ただ、注意していただきたいのは、経理にいくらノルマがないと言っても、目標は必要です。

適切な目標を設定することで、経理として成長していくことができます。

経理の目標設定については、「経理の目標設定とは?人事面談の前に押さえておきたい目標例7選!」も合わせてご確認ください。

以上より、「ノルマがない」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

 

3) スケジュールを立てやすい

経理が楽と言われる3つ目の理由としては、「スケジュールを立てやすい」ことが挙げられます。

経理が作成する財務諸表は、金融商品取引法や会社法で提出期限が決まっています。

つまり、法令で決まっている提出期限から逆算して、毎年・毎月のスケジュールを組むことができます。

そのため、社長や上司の裁量によってスケジュール大きく変更するといったことがほとんどなく、月次・年次のスケジュールが非常に立てやすいのが、経理の仕事となります。

確かに決算期は忙しくなりますが、スケジュールが予想できるということは、繁忙期も予測することができ、作業を前倒しにしたり、事前に対策を打ったりすることが可能となります。

また、プライベートの予定も立てやすいです。

人によっては毎月旅行に行っている人もおり、それを見て「経理って楽なんだな。うらやましい。。」と周りの人から言われたりします。

以上より、「スケジュールを立てやすい」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

 

4) 会計基準などの正解がある

経理が楽と言われる4つ目の理由としては、「会計基準や社内規定といった正解がある」ことが挙げられます。

突然ですが、モノを売る際の正解とは何でしょうか?

価格を安くすることでしょうか?

商品の種類を増やすことでしょうか?

商品のブランディングに力をいれることでしょうか?

広告宣伝費にお金をかけることでしょうか?

皆様ご存知の通り、モノを売るのに1つの正解はなく、時と場合によって変化していきます。

そのため、営業やマーケティングなどの部署は、毎日頭を振り絞って今の時点での正解を考えています。

一方で、経理であれば、基本的に1つの正解が存在します。

経理が扱う会計という分野には、「会計基準」などの絶対的に従うべき基準があります。

また、日々の作業についても、「社内規定」など、従うべき基準が存在します。

試験勉強と同じで、ただ1つの用意された答えを導き出すのが経理の仕事であり、創意工夫や想像力が要求されるわけではありません。

そのため、営業やマーケティングと比較すると、機械的に処理できる楽な仕事と言われます。

以上より、「会計基準や社内規定といった正解がある」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

 

5) 手作業が減っている

経理が楽と言われる5つ目の理由としては、「システムの進化で手作業が減っている」ことが挙げられます。

経理の業務は定型業務が多く、クラウド会計システムやエクセルなどを利用することで、手作業をかなり削減することができます。

また、プログラミングを勉強することで、自分で簡単なプログラムを組んで、日々の作業を自動化することも可能です。

非定型作業の多い他の職種に比べて、経理はシステム化しやすく、結果として業務が楽となりつつあります。

以上より、「システムの進化で手作業が減っている」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

★システム化により経理の仕事が奪われる?
システム化と聞くと便利である一方で、自分の仕事がシステムに奪われるのでは?と思われる経理の人も多いかと思います。
特に、「AI」や「RPA」といった最先端の技術により、経理という仕事自体がなくなると言われることもあります。

ただ、経理の仕事がなくなることはなく、むしろシステム・AI・RPAといったものを使いこなすことで、より一層楽に仕事をすることができ、今後は本来経理としてやるべきことに集中できると言えます。
詳細については以下をご参照ください。

・AI:「経理はAIでなくなる!?人工知能に負けないためには??」
・RPA:「経理の将来性は?RPA導入で経理業務はどう変わる?」

 

6) デスクをカスタマイズできる

経理が楽と言われる6つ目の理由としては、「デスクを好きにカスタマイズできる」ことが挙げられます。

経理は決算情報などの機密情報を扱う関係で、一人に一つ固定のデスクが与えられることが多いです。

自分の固定デスクなので、デスクの上は自分の好きにできます。

例えば、コーヒーやお菓子、加湿器などを、手の届く範囲に置くことができます。

また、業務に必要な書籍についてもデスクの上に置いて、好きな時に読むことができます。

このように、自分にとって快適なデスク環境で仕事をすることができるので、経理は楽と言われます。

以上より、「デスクを好きにカスタマイズできる」ことは、経理が楽と言われる理由と言えます。

★デスクがあまり汚いと、、
デスクが汚いと、今やろうとしていること以外の情報が無意識のうちに頭に入ってきて、本来すべき作業に集中できなくなります。

そのため、仕事に集中するためには、出した物は元の場所に戻して、整理されたデスクにしておくのが望ましいです。
あまり物を増やさないようにしましょう。

 

2. 定時で帰ってやるべきこと

定時で帰ってやるべきこと

それでは、楽な経理部に在籍している場合に、定時に帰って何をやるべきでしょうか?

順に解説していきます。

 

1) 自己啓発

定時に帰ってやるべきことの1つ目としては、「自己啓発」が考えられます。

いくら今いる経理部が楽だからといって、今後もその状況が続くとは限りません。

来るべき時のために、経理としてのスキルを上げておく必要があります。

具体的には、「資格」「読書」「プログラミング」がおすすめです。

 

① 資格の取得

経理としてスキルアップするためには、簿記などの会計関連の資格の勉強がおすすめです。

既に簿記を取得済みの方は、もう一歩踏み込んで、決算書などを会計・財務面から分析するスキルを磨くことができる、「ビジネス会計検定」もおすすめとなります。

資格や検定は学ぶべき内容が体系的に整理されており、実務に必要な基礎知識を効率的に学ことができます。

簿記とビジネス会計検定の関係については、「ビジネス会計検定と簿記検定の共通点、相違点は?」をご確認ください。

 

② 読書

読書も、経理としてスキルアップするのにおすすめとなります。

読書を通じて、会計の網羅的な知識を勉強するのも良いですし、特定の分野に絞って深く学んだり、歴史的背景を学ぶのも良いかと思います。

経理におすすめの書籍については「経理実務の勉強におすすめの本4選!」をご参照ください。

 

③ プログラミングの勉強

先述の通り経理がプログラミングを学ぶことで、日々の業務を自動化して効率的に作業を進めることができるようになるため、プログラミングの勉強も経理としてのスキルアップにつながります。

また、プログラミングを学んでおけば、いざという時にエンジニアなど他の職種に転向することも可能となります。

経理とプログラミングについては「経理こそプログラミングを学習すべき4つの理由!」をご参照ください。

 

2) 副業

定時に帰ってやるべきことの2つ目としては、「副業」が考えられます。

働き方改革の名のもとに、副業が解禁されている企業も多いかと思います。

興味はあるけど自分にできる副業があるのかな、、、と不安に思うかもしれませんが、副業は専門的なものから誰でもできるものまで幅広くあるため、必ずあなたにあった副業があります。

特に経理であれば、「経理代行」「不動産投資」「輸入代理店」「転売」などがおすすめとなります。

詳細については「経理におすすめの副業6選!経理代行の他には何がある??」をご確認ください。

 

3) 家族と過ごす

定時に帰ってやるべきことの3つ目としては、「家族と過ごす」ことが考えられます。

早く帰れるから、普通の人より楽だからといって、必ずしもスキルアップや副業をしなければいけないというわけではありません。

せっかく時間があるのであれば、家族と過ごすのも1つの方向性です。

長い人生の中で、家族と一緒に過ごせる時間は多いようで、意外に少ないです。

いつ忙しくなるかわからないので、楽なうちに大切な人と過ごしてみてください。

 

3. 終わりに

経理が楽と言われている理由や、定時に帰ってやるべきことについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

冒頭にもお伝えしましたが、楽な経理部もあれば、忙しい経理部もあります。

どちらも一長一短ありますが、今楽な経理部にいるのであれば、その利点を最大限に活かして、今後の人生につなげましょう。

 

4. まとめ

Point!

◆お客様と直接やりとりしなくてよい。
◆ノルマがない。
◆年次・月次の計画を立てやすい。
◆正解が用意されている。
◆システムを利用して作業を効率化しやすい。
◆快適なデスク環境を整えやすい。

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