ビジネス会計検定の攻略法があるとすれば、一般的な勉強と変わりませんが愚直な繰り返し以上のものはないです。
ただ、勉強をする上で切っても切り離せない関係にあるのが「やる気」をいかにコントロールするかという問題です。
そこで今回は、やる気を出すコツ・ポイントを6個紹介させていただきます。
ビジネス会計検定に限定した方法ではなく、あらゆる勉強や仕事をする上で役に立ちますので、ぜひご一読ください。
1. カフェに行くなど環境を変えてみる
2. 中途半端なところで勉強を終える
3. とりあえず勉強してみる
4. 休憩・昼寝をする
5. デスク環境を整える
6. 小さな目標を設定する
7. 終わりに
8. まとめ
1. カフェに行くなど環境を変えてみる
最初にご紹介するのは、勉強する環境を変えてみることです。
「やる気」をコントロールしている脳は、同じ状況に長時間おかれると疲労を感じやすくなりますが、環境を新しくすれば活性化していきます。
簡単な環境の変化であれば、同じ家の中で場所を変えてみるのも良いかと思います。
デスクの上、リビングの机の上、ソファーの上、ひざの上など、簡単に環境を変えることは可能です。
また、より脳に刺激を与えるためにカフェなどで勉強してみるのもおすすめです。
カフェまでの移動時間も勉強時間に充てることができますし、カフェでは常に人の出入りがあり、脳を活性化させることができます。
デメリットとしてお金がかかりますが、ビジネス会計検定を取得して将来活躍することを考えれば、費用対効果は高いです。
2. 中途半端なところで勉強を終える
次にご紹介するコツは、勉強を中途半端なところでやめることです。
勉強を開始する際にやる気がでない原因の1つに、新しい章や単元に1から取り組むのに重い腰が上がらないといった点があります。
まだ勉強していない自分が知らない内容に取り掛かるのは、誰しも気が重いです。
そこで、あえて勉強を中途半端なところで終えてみてください。
例えばビジネス会計検定3級の勉強であれば、貸借対照表の「流動資産」の単元の勉強が終わった場合、その日はそこで勉強を終えるのではなく、次の単元の「固定資産」を少しだけ勉強してみてください。
そうすると、次の日に勉強を開始する時に、昨日少し勉強した固定資産を途中から始めるだけなので、軽い気持ちで勉強に取り掛かることができます。
これは日をまたぐ時だけでなく、1日の勉強の区切りの中で何回も実践することができます。
3. とりあえず勉強してみる
3つ目にご紹介するコツは、とりあえずやる気がでなくても勉強を開始してみることです。
とりあえず手や体を動かして勉強を開始することで、ドーパミンというやる気成分が脳で生成されます。
「やる気」があるから勉強できるのではなく、勉強することで「やる気」がでるという考えです。
やる気がでないと思っても、とりあえずほんの少しでもいいので勉強を開始してみてください。
ビジネス会計検定のテキスト・問題集をとりあえず開いてみる程度でもかまいません。
するとどんどんやる気がでて勉強に集中でき、気づけばかなり勉強がはかどったということは皆さま経験があるのではないでしょうか?
短期間でビジネス会計検定に合格したいなら、会計ショップのビジネス会計検定講座がおすすめです。
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4. 休憩・昼寝をする
4つ目にご紹介するコツは、王道の方法ですが休憩をとることです。
人間の集中力には限界があり、勉強をし続けることはできないため、適度な休憩をはさんで脳を回復させる必要があります。
散歩や軽い体操などは体全身を動かしてリフレッシュできるのでおすすめです。
また、15分程度の昼寝は科学的に集中力が増し、勉強に効果的であることが証明されておりますため、ぜひ取り入れてください。
あまり長すぎると夜眠れなくなり、人によっては頭痛がすることもありますので、長くても15分程度におさえておきましょう。
休憩に関して1点注意していただきたいのは、自分の中でルールを持って休憩するということです。
ルールを決めないとついつい休憩ばかりになり、逆に勉強に悪影響を及ぼします。
昼寝は毎日この時間にとる、休憩は10分まで、休憩中もテレビやスマホは見ないなど、自分を律するためのルールを作成してください。
5. デスク環境を整える
5つ目にお伝えするコツは、デスクの環境を整備することです。
勉強するデスクの周りはきれいでしょうか?
デスクに置くのは今から勉強に取り掛かるために必要なものだけにしてください。
テキストと蛍光ペンと青ボールペンだけにするなど、徹底して不要なものは排除しましょう。(青ペールペンは暗記に効果的と言われております。詳しくは「ビジネス会計検定で使える暗記法6選をご紹介!!」をご参照ください。)
視界にテレビ・マンガ・スマートフォンなどが入るのは絶対に避けてください。
デスク環境を整える上で、可能なら椅子にもこだわってください。
高い買い物になるかもしれませんが、毎日何時間も座る椅子なので、必ずもとはとれます。
椅子のおかげで毎日集中して勉強できる時間が30分増えれば、1か月で15時間も追加で勉強時間を捻出できます。
「G-AIR+ 」は機能的にも、色も選べてデザイン的にも、おススメです。
興味のある方は、ぜひ利用してみてください。
6. 小さな目標を設定する
最後にお伝えするコツは、小さな目標を設定することです。
「ビジネス会計検定に合格する!」という大きな目標だけを設定すると、合格するまで達成感を得ることができません。
その結果、日々の勉強でもやる気がでなくなってしまいます。
そこで、もう少し小さい目標を設定してみてください。
例えばビジネス会計検定3級であれば、「今週中に貸借対照表の章を終える」、「今日中に貸借対照表の流動資産の単元を終える」、「今日中に問題集の損益計算書の章のうち間違えた問題を復習する」など、より具体的で小さな目標を設定してください。
そして、日々やったことを記録してください。
「記録する」だけでいったんは問題ありません。
記録することで自然と毎日のペースをつかむことができるようになるためです。
また、大きな目標は先ほど例でお伝えした「ビジネス会計検定に合格する」といったものではなく、「合格してその知識を使って何をしたいのか?」ということが明確にわかる目標にしてみてください。
そうすることでビジネス会計検定合格は通過点になり、より身近なものに感じるはずです。
7. 終わりに
「やる気」を出すコツはまだまだありますが、大事なのはコツをたくさん知ることではなく、1つでも多くのコツを「実践する」ことにあります。
今日この記事で気になった方法がありましたら、さっそくこの後すぐに取り入れてみましょう。
皆さまが日々の勉強に「やる気」をプラスして、ビジネス会計検定の合格を勝ち取ることを願っています。
8. まとめ
◆勉強はきりがいいところでは終わらせない。
◆やる気がでなくてもまず手を動かしてみる。
◆ルールを持って息抜きをする。
◆デスクの片づけや椅子にこだわる。
◆週次や日次で追える小さな目標を持つ。