ビジネス会計検定の本番が迫ってきたが、試験がうまくいくか不安だ。。。
そんな試験直前期の悩みを解消するために、今回はビジネス会計検定の本番直前(2週間前程度を想定)にやるべきことをお伝えしていきます。
今回お伝えする内容を試験直前期に実践して、合格を勝ち取りましょう。
1. 公式過去問題集を解く
2. 本番と同じスケジュールで行動してみる
3. 今までやってきたことを信じる
4. 最後の1週間は最終計画を立てる
5. 試験当日は終わるまで誰ともしゃべらない
6. 終わりに
7. まとめ
1. 公式過去問題集を解く
1つ目の本番直前にやるべきことは「公式過去問題集を解く」ことです。
試験直前期までにしっかりと勉強してきた人、あまり勉強していない人どちらにもおすすめの方法です。
以下順に解説していきます。
1) しっかりと勉強してきた人
試験直前期までしっかりとインプット・アウトプットを積み重ねてきた人にも、直前期に公式過去問題集を解くことはおすすめの方法となります。
今までしっかりと勉強を積み重ねている方であれば、試験直前期だからと新たなことをインプットする必要はありません。
公式過去問題集に出る問題をしっかりと解けるようになっておけば、少なくとも2級までは余裕をもって合格できます。
2級まではしっかりと公式テキストと公式過去問題集をやっておけば合格できる難易度の試験ですので、これまでの総復習として公式過去問題集に取り組んでみてください。
(ビジネス会計検定の難易度については「ビジネス会計検定の難易度・合格率は??」をご参照ください。)
2) あまり勉強していない人
試験直前期までにあまり勉強をしていない人にも、直前期に公式過去問題集を解くことはおすすめの方法となります。
まだインプットができていないから、、、と直前期にテキストを見返すのは、時間的にあまりおすすめできません。(仕事や学校などがなく、2週間まるまる勉強にあてられるのであれば話は別です。)
とりあえずの目標は合格することですので、合格に必要な知識を最短で身に付けるために公式過去問題集でのアウトプットはおすすめとなります。
過去問題集を解くことで自分が何を理解していないのかを明確にすることができ、テキストの読み返しなどのインプットをやるとしたら、解けなかった箇所だけで問題ありません。
まだインプットをほとんどやったことがないという人であれば、公式過去問題集の問題を見て、答えを見て、よくわからなければテキストをみるといった作業を繰り返してください。
(試験直前期でも有効な暗記法については「ビジネス会計検定で使える暗記法6選をご紹介!!」をご確認ください。)
2. 本番と同じスケジュールで行動してみる
2つ目の本番直前にやるべきことは「本番を想定したスケジュールで過ごしてみる」ことです。
突然ですが、
・試験当日の朝ごはんは何を食べますか?
・試験会場まではどうやって行きますか?
・試験開始までの間、何をやりますか?
何でそんなことを聞くの?と思われたかもしれませんが、試験当日は意外と些細なことで足元をすくわれることがあります。
いつも通りの力を発揮するためには、一度本番を想定して行動してみるのがおすすめです。
前日の就寝から試験終了時間まで、試験本番を想定して当日と全く同じ行動をしてみるのです。
大した効果はないかもしれませんが、事前にできる準備は可能な範囲でやっておいた方が、後から後悔せずにすみます。
半年に1回の試験ですので、悔いの残らない行動をしましょう。
「京都会場でビジネス会計検定を受けてきた!」でお伝えした通り、私もビジネス会計検定3級と2級を同時受験しているのですが、特にダブル受験の場合は本番のスケジュールに気を遣った方がいいです。
ポイントは昼の過ごし方。
時間があるようでないので、ランチはどこで何を食べるのか?その後どこで過ごすのか?については事前に決めておいた方が無難です。
3. 今までやってきたことを信じる
3つ目の本番直前にやるべきことは、精神論になってしまうのですが「今までやってきたことを信じる」ことです。
今まで全く勉強してこなかった人は無理ですが、ある程度勉強したけどやはり不安、、という人は、とにかく自分がやってきたことを信じてください。
自分を信じたら必ずうまくいくということはありませんが、残りの期間不安に過ごすのか、自信をもって過ごすのかで、勉強のパフォーマンスが変わります。
であれば、自信をもった方が絶対にお得です。
おすすめの方法としては、今までできなかったことではなく、今までやってきたことを紙に書き出してください。
どんな小さなものでもかまいません。
案外自分が努力してきたことが確認でき、自信につながります。
何の試験でもそうですが、試験直前期になると今年の試験は難しくなる、あるいは簡単になるなどの予想記事を見て一喜一憂する人がいます。
ただ、その時間があるなら手を動かした方が絶対にいいです。
皆様が何をしようが試験問題の難易度は変わりませんが、皆様が頑張ればその分だけ自分の点数は上げられます。
4. 最後の1週間は最終計画を立てる
4つ目の本番直前にやるべきことは「最後の1週間は最終計画を立てる」ことです。
今まで勉強してきた中で、ほとんど人が粒度の違いはあるにせよ、勉強計画を立てているかと思います。
ラスト1週間になったら、もう一度最後の勉強計画を組みなおしてみてください。
今まで勉強してきて、自分の勉強の進み具合は把握しているかと思いますので、最後の1週間の勉強量は背伸びをせず、現実的な勉強量を想定して計画を立ててください。
この「現実的な勉強量を想定する」ことが最後の1週間では非常に大切なこととなります。
「合格するために勉強すべき量」を想定して、そこからラスト1週間の勉強量を逆算するのではありません。
あくまでこれくらいなら勉強できそうだという勉強量をもとに、最後の1週間で勉強する内容を取捨選択してください。
あれもこれもやりたい気持ちはわかりますが、1週間でできることは限られています。
試験本番を万全な心の状態で臨むためにも、最後の1週間は計画通りに進め、計画を達成して自信をつけてください。
短期間でビジネス会計検定に合格したいなら、会計ショップのビジネス会計検定講座がおすすめです。
頻出論点を短時間で講義するので、効率的に合格を目指すことができます。
・3級講義時間:約15分×20回
・2級講義時間:約20分×20回
・確認テスト、予想問題つき
5. 試験当日は終わるまで誰ともしゃべらない
5つ目の直前期にやるべきことは、直前期というより当日の心構えですが「試験当日は終了するまで誰とも話さない」ことが挙げられます。
試験当日に大事なのは、いつも通りの行動をすることです。
そしてこのいつも通りの行動を妨げる一番の要因が、試験当日に周りの人と話すことです。
周りの人と話すことで、自分のペースが一気に崩れます。
また、試験当日はいろいろな情報が飛び交っており、余計な情報が頭に入ってしまいます。
とにかく試験当日は「誰とも話さない」と覚悟を決めて、試験に臨んでください。
6. 終わりに
ビジネス会計検定の試験直前期にやるべきことについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
直前期はとにかく余計なことは考えず、問題集を解いて解いて解きまくることが大切です。
手を動かして合格に近いづいていきましょう。
7. まとめ
◆本番と同じ行動をしてみる。
◆自分を信じる。
◆最後の1週間は勉強計画を再度立てる。
◆当日は誰とも話さない。