営業のモチベーションを上げる7つの方法

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営業でのモチベーションアップを、難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

しかし、「やる気」はセールスにも直結する営業マンにとって大切なテーマ。

どのようにアプローチすれば、自分のモチベーションが上がるのかを知ることは、頼れる営業マンになるための、欠かせないスキルとも言えます。

今回は、営業モチベーションを上げる7つの方法を、丁寧にお伝えしていきます。

 

 

1. 目標を細分化する・見直す

目標を細分化する・見直す

1) 目標を細分化する

最終目標が大きすぎる場合は、目標を細分化することで、効率的にモチベーションをアップさせることができます。

方法としては、目標達成に必要な行動プランを細分化し、1日の行動目標に落とし込み管理していきます。

例えば、月の最終目標が10契約の場合、1週間の目標は3契約程度が目安でしょう。

その後、週3契約を目標とした際に必要な行動を、1日単位の行動目標とします。

1日架電30件、訪問5件と設定した場合は、まずは行動目標を達成することに集中するのがポイント。

日々の行動目標を管理し達成すれば、次第にやる気もアップしてくるはずです。

また、行動量を継続して担保することができるので、必然的に目標達成に繋がる場合も多いと言えます。

目標を細分化することで、仕事のモチベーションアップがスムーズにできる方法。

セールス向上に繋がる、基本的なモチベーションアップ方法として、営業マンが覚えておきたい管理方法です。

 

2) 目標を見直す

現実的でない目標は、必然的にモチベーションも上がらなくなるものですよね?

目標を細分化しながら仕事を進める中で、実現が難しい内容であれば、目標自体を見直すという方法もあるでしょう。

行動に移す前から目標変更したくなるところですが、実際に日々の業務目標を行ってから見直すことがポイント。

目標変更の際に、上司への相談が必要となる場合については、「実際の行動結果」と「実行可能な目標」を報告することが大切と言えます。

どこまで貢献できるかを宣言した上で目標変更を行えば、自分の覚悟がモチベーションとなる効果もあります。

また、現実的な目標であれば、日々の行動目標も明確になり、達成感を得られることもメリットです。

少し背を伸ばせば届く、少し高めの目標が営業マンとしての成長にも繋がります。

日々の行動から達成感を感じ、成長を実感することでモチベーションは飛躍的にアップすると言えるでしょう。

 

2. ロールモデルを見つける

ロールモデルを見つける

1) ロールモデルの活用方法

営業マンのモチベーションアップ方法として、ロールモデルを見つけ、自分の指針とすることも効果的です。

ロールモデルとは、自分の目標とする人物のこと。

社内で実績を確立している人物であれば、ロールモデルが行っている営業方法を取り入れることが目標達成への最短ルートと言えます。

営業トークや行動内容、お客様の選定や管理方法など、自分の仕事に置き換えて実行してみるのです。

新たな気づきと共に、実績もアップしていくことで、やる気も必然的に上がっていきます。

また営業マンとしては、ロールモデルの仕事や営業に対しての考え方も参考にするといいでしょう。

営業はお客様や仕事への向き合い方次第で、大きく実績も変わる業種と言えます。

ロールモデルが何を目標として仕事を進め、モチベーションとしているのか。

また、お客様に商品やサービスがどのように貢献すると考えているのか。

多角的にロールモデルの思考や行動を吸収することが、自分の成長にも繋がるでしょう。

 

2) ロールモデルの見つけ方

ロールモデルの見つけ方としては、まずは社内で実績を残している人物がお薦めです。

できれば同じ業務や近い仕事の実績があり、自分の仕事と直結しやすい境遇を経験している人物だと、スキルアップに繋がりやすいと言えます。

また、営業実績だけでなく、人間性やキャリアプランの指針となる人物だと最高です。

ロールモデルを知り、徹底的に真似ることで、人間的にも向上できるメリットがあります。

それだけでなく、仕事や人間性の目標がはっきりすることで、自分の将来像が明確にイメージでき、日々のモチベーションに繋がります。

もちろん、社内でロールモデルが見つからない方は、社外の人物でも構いません。

取引先や関連企業、街で関りのある人物や著名人もロールモデルとなりえます。

プレッシャーの大きい場面や、苦難に直面した際、ロールモデルならどう考え、どう行動するのかをイメージするだけでも、やる気はアップするもの。

目標となる人物の格言や名言、やる気が上がる言葉などを携えておくのもお薦めです。

ロールモデルの行動や思考、立ち振る舞いを将来像とすることで、モチベーションをアップできる方法。

営業マンとしてだけでなく、人間性の向上も可能な方法と言えるでしょう。

 

3. 商品の良さを徹底的に追及する

商品の良さを徹底的に追及する

1) 商品の特徴を知る

モチベーションを上げる方法として効果的なのは、自分の仕事に誇りを持つことです。

営業として誇りを持って仕事に取組むためには、商品の特徴を熟知することが近道。

自分が提供しているサービスや商品の特徴、優位性や長所を深く把握することが、営業としての誇りとなり、モチベーションアップにも繋がります。

まずは、商品概要の資料を丁寧に細かくチェックし、内容を頭に叩き込みます。

その後、長所や短所、優位性や利用シーンなどを一覧にし、自分だけの有益な情報としてストックすることもお薦めです。

書き起こすことで思考が整理され、いざという時のツールとしても活用できるはずです。

また、競合サービスや他社商品との優位性を整理すれば、自分が仕事を通して提供できることが明確になり、営業のモチベーションを上げることができるでしょう。

徹底的に商品の特徴を知ることが、業績のアップや自信のきっかけにもなります。

丁寧に商品の特徴を知ることが、営業マンとしての誇りを確立し、業績や自信に後押しされることで、モチベーションは飛躍的に向上すると言えます。

 

2) お客様にとっての商品価値を考える

自分が商品特徴を熟知することでもやる気は上がりますが、お客様の目線をイメージする事で、さらにモチベーションをアップできます。

商品特徴を深く知れば、自分で商品価値を把握し整理することができるでしょう。

では、自社商品やサービスは、お客様にどのような価値提供をし、どのようにお客様の環境を向上させるのでしょうか?

具体的なお客様像を設定し、提供できる価値や長所を一覧に整理することもお薦めです。

日々の数値目標だけに意識が行くと、少しずつ仕事のモチベーションは下がるもの。

自分が営業マンとして提供している商品やサービスは、お客様にとってどのような価値を提供できているかを把握することは、営業における確固たるモチベーションになります。

なにより、自分が心から価値を感じ提供することで、モチベーションは自然に上がってくるはずです。

お客様にとっても、価値が明確に伝わる営業マンと感じられ、やる気だけでなく業績もアップするでしょう。

 

4. 体を鍛える・休める

体を鍛える・休める

1) 体を鍛える

健全な精神は健全な肉体に宿る」という格言があるように、体を鍛えることもモチベーションアップの効果的な方法です。

筋トレやランニングなどで肉体から鍛錬することで、自律神経やホルモンバランスも整い、やる気も上がる効果があります。

また、日々のトレーニングを継続することで、日常にリズムが生まれ、成果も分かりやすい為、成功体験を積むことにも繋がります。

いきなり負荷の大きいトレーニングでは、継続できないものです。

まずは、少しの回数や距離から始めるのがポイントと言えます。

体を鍛えることは、日々の営業活動をよりアクティブにすることにも繋がり、働き続ける為の健康管理にも効果があります。

長くモチベーションを維持しながら活躍し続ける為に、営業マンとして積極的に活用したい方法と言えます。

 

2) 体を休める

疲れやストレスを感じる方は、体を休めることもやる気を維持する為の大切な方法です。

頑張り続けている場面では、疲れやストレスを抑え込んでしまうことも少なくありません。

明確に疲労感がある方はもちろん、ストレスを感じにくい方も、休養が効果的な場合もあるのです。

基本的な内容ですが、栄養価の高い食事を摂り、ゆっくりと湯船に使って、たっぷり睡眠時間をとって体を休めて下さい。

仕事だけでなく、日常生活が普通に送れることも、健康な体があってこそです。

忙しい時期でも、積極的に体を労わる時間を作ることも、営業マンの務めと言えます。

体だけでなく、思考も整理されることで、業績アップに繋がることも少なくないのです。

心と体を健康に保つ為にも、意識しておきたいモチ―ベーション維持の方法です。

 

5. 信頼できる先輩や同僚に、現状を話す

信頼できる先輩や同僚に、現状を話す

1) 気持ちを打ち明ける

モチベーションが上がらない理由は、心のバランスが崩れていることも原因の1つです。

仕事上の不満・悩みや、プライベートでの問題がやる気を阻害してるケースも多いのです。

信頼できる先輩や同僚に、率直に打ち明けてみると、気持ちが軽やかになるものです。

他人に不満や悩みを打ち明けることは、ストレスを軽減し心を整える効果があると、心理学的にも実証されています。

率直な気持ちを話すことで、思考も整理され、やる気に繋がる新たな気づきを得られるメリットもあるのです。

自分の内面を話すのが苦手な方は、是非試してみて欲しいモチベーションアップ方法です。

 

2) 相談から改善する

仕事やプライベートでの悩みや不満を解消することで、モチベーションを高く保つことができます。

素直な気持ちや悩みを、信頼できる先輩や同僚に相談すると、良い解決法が見えてくる場合もあります。

悩みなどは打ち明けにくい部分もありますが、他人の価値観を通すと発見も多いもの。

悩むほどのこともないと気づくこともあったり、参考となる考え方や対処法が得られることもあるでしょう。

特に仕事上での悩みや疑問点は、そのままにしておかずに話し改善することが大切です。

悩むのは自分だけでないことも分かり、話すだけでもやる気が上がるものです。

同じような想いをしてきた先輩や同僚からの、実用的な言葉やアドバイスは日々に生かすことも有益な経験となります。

一人で悩んできたことが解消され、整理された気持ちを取り戻すことが、モチベーションを上げ長く保つための支えとなるでしょう。

 

6. 営業研修やセミナーを活用する

営業研修やセミナーを活用する

1) 社内研修を活用する

営業がマンネリしてきたり成長目標が見つからない場合は、社内研修を活用するのも、やる気が上がる方法の1つです。

企業にもよりますが、部署内や拠点内での研修や、役職や職種ごとの研修が用意されているはずです。

業務に追われていると、参加せずに見送ることも多くなる研修ですが、新たな知識を入れることで、モチベーションアップの助けとなることもあります。

例えば新たな営業手法や交渉方法を、理論立てて学ぶことで、自分の営業能力が向上することも期待できます。

また、普段会えない同期や同じ職種のメンバーから、刺激を受けることもあるでしょう。

言葉を交わし、ディスカッションしながら、他のメンバーの考え方や取組みを知ることができるきっかけとなります。

研修で得た情報を、日々の営業活動に落とし込むことで、新鮮な気持ちで仕事を進めることができるはずです。

また、営業以外のテーマを扱う研修に参加することで、自分の視野を広げることも可能です。

新たな情報や知見が、モチベーションアップにも効果的であると言えます。

 

2) 社外セミナーに参加する

ネット記事で営業知識を集めるのも良いですが、実績ある方が社外で行っているセミナーに参加するのもお薦めです。

有名企業の営業職で実績を残した講師や、名言や格言を使ったモチベーションアップセミナーまで、社外セミナーも幅広く開催されています。

特に社内セミナーが物足りなかったり、開催されていない場合は、別分野の営業職を経験した講師でも、大いに参考になると言えます。

自分の業界以外をテーマとした情報や、営業手法、顧客管理の工夫などをセールス手法として導入するのもお薦め。

新たな取組みを行うことで評価や実績アップに繋がり、やる気を持って仕事を進められる効果も期待できます。

セミナーで得た考え方や思考を、自分だけの格言や名言としてモチベーションを上げるのに使うのも良いでしょう。

自分の成長が、お客様への貢献に繋がり、やる気をさらに上げることにも繋がる方法です。

 

7. 営業手法や仕事の進め方を変えてみる

営業手法や仕事の進め方を変えてみる

1) 正直に話す

モチベーションが低下する原因は、想いを行動で示せないストレスにも原因はあります。

実績や経験が浅い営業マンにみられるのが、商品やサービスの良い面だけをお客様に伝える営業手法。

一時的な営業成績は稼げるものの、お客様の継続的な信頼も得られず、クレームも重なりやる気を失うケースも少なくありません。

メリットだけの営業や、付け焼刃的な営業手法であれば、セールス手法を見直す方が良いでしょう。

表面的な数値目標を追うだけのセール手法だと、お客様の信頼も得られず、日々の満足感も虚しいものになります。

素直にお客様にとってのデメリットも伝え、両面からセールスを行うことが信頼を得る営業に繋がります。

なにより、正直に思っていることを行動や言動で示せる為、やる気も上がるだけでなく、安定した心持ちで仕事を進めることができます。

正直に伝える行為は、営業マンにとって基本的なテーマとも言えます。

お客様に真摯に貢献するセールス手法に変更することでも、モチベーションを高めることが可能です。

 

2) 仕事の進め方を見直す

必要以上の残業をしていたり、効率的でない仕事の進め方では、モチベーションは上がりにくくなってしまいます。

セールスシーン以外の社内業務も含めて、仕事の進め方を見直すのもお薦めです。

受け身の仕事では実績もでにくいだけでなく、日々ストレスも溜まっていくものです。

主体的にタスクを一覧に整理するなど、業務管理しながら日々の業務をこなすことで、効率的に仕事を進めることができます。

日々の終業時間を自主的に設定し、効率的に進めることで、心の余裕も感じられる様になります。

仕事中は業務を一覧のタスクで整理し、空いた時間で楽しみたいことを一覧にする余裕が生まれれば、営業のモチベーションも徐々に上がっていくはずです。

 

営業手法や進め方については「営業の仕方とは?初心者が押さえるべき5つのポイント」も合わせてご確認ください。

 

8. 終わりに

営業マンにとって大切な、モチベーションを上げる7つの方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回お伝えした内容は、今日から実行できて効果も高い方法ばかりです。

まずは自分が気になる方法や、合いそうな方法から始めれば大丈夫です。

やる気が上りは始めた頃には、お客様への貢献度も高くなり、仕事も楽しくなってくるはずです。

人間ですから、やる気が上がらない時も当然あります。

モチベーションアップの方法を覚えて、頼れる営業マンへと成長していきましょう。

 

9. まとめ

Point! ◆目標を細分化し、行動目標を達成する。
◆ロールモデルから将来像を目標化する。
◆商品やお客様にとっての価値を知る。
◆体を鍛え、時に休める。
◆素直な気持ちや悩みを話す。
◆研修やセミナーで新たな情報を得る。
◆営業手法や業務を見直す。

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