CPAの評判って本当なの?合格率が高いのには秘密があった

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公認会計士試験業界において、TACや大原といった大手予備校と肩を並べている、CPA会計学院。

公認会計士の予備校や通信講座を探し始めた人であれば、以下のようなCPAの評判を目にしたことがある人も、多いかと思います。

・合格率35%超
・講義/講師の質が高い
・テキストがわかりやすい

一方で、「この評判は本当なの?」と疑いたくなるのも事実かと思います。

そこで今回は、CPAの合格率が高い秘密をお伝えした上で、実際のところCPAってどうなの?といった点について、解説していきます。

また後半では、講座選びのポイントについても紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

筆者の情報
・公認会計士
・監査法人➡経理に出向➡ベンチャー➡自営業
・公認会計士講座の運営、販売経験あり

 

 

1. CPAの評判:合格率が高い理由

東京CPAの評判って本当なの?合格率が高いのには秘密があった

1) CPAの評判

まずは、SNS上での実際のCPAの評判について、見ていきましょう。

 

① 自由度が高く、合格率も高い

 

② 講義・テキストやフォロー体制の質が高い

 

③ 代表の国見先生の人気が高い

 

④ 他校から移籍しても合格できる

 

一方で、高すぎる合格率には、以下のような意見もあります。

 

⑤ 合格率が高いのには理由がある?

 

2) 合格率が高い理由

① 合格率の算定方法

CPAに関して参考になる評判も、疑問に思う評判もあるかと思いますが、特に気になるのは『合格率の高さ』かと思います。

例えば、2020年度の公認会計士試験において、平均合格率10.1%に対してCPAの合格率は37.1%と、非常に高い割合となっております。

何か数字を操作しているのでは?と思われたかもしれませんが、確かにこれにはカラクリがあります。

この秘密を紐解くために、以下のCPAがHP上で公開している、合格実績の算定基準について見ていきましょう。

 

東京CPA合格実績算定基準

 

要約すると、合格率算定の分母となる受験者には、以下の2つの条件を満たす「カリキュラム修了者」のみが含まれます。(例外的に、カリキュラムを修了せずに合格した18名も含まれているようです。)

・CPAの本科コース受講者
・本番直前の模試のうち1つを受験

つまり、模試を受けるレベルまで勉強が続かなかった人達が分母から除かれているため、合格率が高くなっているのです。

 

② 受講者のレベルが高い

合格率が高いもう1つの原因として考えられるのが、CPAの受講者のレベルの高さです。

CPAの校舎は、2018年まで横浜日吉校と新宿早稲田校の2校舎のみでした。

そして、日吉と早稲田と言えば、名門私立大学である慶応大学と早稲田大学が近くにあり、受講者の多くが両大学の生徒であることは、容易に想像できます。

つまり、そもそも勉強ができる優秀な層を囲い込んでいるため、合格率も当然高くなっていると考えられるのです。

 

3) 実際CPAはどうなの?

合格率が高い理由はわかったところで、結局のところCPAってどうなの?という疑問が残るかと思います。

確かに算定方法次第では、合格率が10%以上は下がる可能性があります。

ただ、CPAの合格実績の算定方法を踏まえた上で言えることは、CPAのカリキュラムを信じて最後まで勉強すれば、一定の割合で合格できるということです。

また、慶應生や早稲田生ほど要領よくは勉強できず、彼ら・彼女より多くの勉強時間を必要とするかもしれませんが、逆に言えば時間さえ多くかければ受かる可能性は十分あります。

慶應生だろうが、早稲田生だろうが、その他の大学生だろうが、社会人だろうが、講義・テキスト・質問対応の質は同じCPAを受講していれば皆同じであり、違いは要領の良さ、つまりは必要な勉強時間のみと言えるためです。

さらに、通信制の合格者も当然に存在し、また2018年に水道橋校(日本大学の近く)と大阪梅田校を、2021年に新宿校も開校しており、受講者の対象を広げてもやっていけるという、CPAの自信がうかがえます。

 

2. CPAの公認会計士講座

東京CPA 公認会計士講座

それでは、CPAの講座の詳細について、見ていきましょう。

 

1) 初学者対象講座

基本的に、論文式試験の合格年度に応じて、各コースが設定されております。

例えば、2021年5月から勉強を開始する場合、以下のコースが設定されています。

・2023年8月合格目標
⇒「2年コース(短答2回)」
⇒「2年速習コース(短答3回)」
⇒「2年超速習コース(短答4回)」
・2022年8月合格目標
⇒「1年コース(短答1回)」
⇒「1年速習コース(短答2回)」

上記以外にも、短答式試験特化コースなどがあります。

各コースの金額の目安としては、以下をご参照ください。

(税込) 通学 通信
2年コース
(短答2回)
790,000 658,000
2年速習コース
(短答3回)
790,000 724,000
2年超速習コース
(短答4回)
810,000 744,000
1年コース
(短答1回)
680,000 544,000
1年速習コース
(短答2回)
680,000 612,000
短答コース 510,000 410,000
★1年コースは避ける?
初学者の場合、直近の試験合格を目指す1年コースは避けたが方が賢明です。

1年でも早く合格したい気持ちはわかりますが、公認会計士試験合格には3,000時間以上の勉強時間が必要と言われており、1年以内に合格するのは現実的ではありません。

実際に私の場合は、一般的に言われている勉強時間の3倍程度かけて、何とか合格することができました。(詳細は「公認会計士試験の勉強時間は3,000時間?私は3倍必要でした」をご確認ください。)

 

2) 学習経験者対象講座

初学者と異なり、合格年度ごとにコースが用意されているわけではなく、直近の論文式試験までの上級コースが主な講座となります。

短答と論文の組み合わせで、以下の3つのコースが設定されています。

・短答と論文共に勉強したい
⇒上級総合ストレートコース
・短答のみ勉強したい
⇒短答受験コース
・論文のみ勉強したい
⇒上級論文マスターコース

上記以外にも、各科目別や担当講師別、テキストのみや答練のみなどのコースがあります。

また、通学と通信どちらを選択しても、講座の金額に違いはありません。(併用の場合はプラスで3万円発生します。)

各コースの金額の目安としては、以下をご参照ください。

(税込) 通学or通信
上級総合コース 450,000
短答受験コース 280,000
上級論文コース 320,000

 

3) 講座の特徴

・校舎開講時間中はいつでも質問OK
・質問対応は全て専任講師が担当
・通信でも電話で質問ができる
・テキストの質が非常に高い
・短答問題集をWeb上で解ける
・Webテキストも使用できる
・予約不要で自習室が使える

★おすすめ公認会計士講座
公認会計士である筆者が、コストパフォーマンスの観点から、以下の5つの公認会計士講座を比較してみました。

・大原
・TAC
・CPA
・LEC
・クレアール

詳細については「公認会計士の予備校比較ベスト5!会計士がコスパ重視で選んでみた」をご参照ください。

 

3. 講座選びの3つのポイント

講座選びの3つのポイント

それでは最後に、講座選びのポイントについて、3つ紹介していきます。

 

1) 通学or通信は自分に合う方を選ぶ

講座選びの1つ目のポイントとしては、「通学or通信は自分に合う方を選ぶ」ことが考えられます。

通学講座には以下のデメリットがあるため、基本的には通信講座をおすすめしております。

・気軽に質問でき考えるくせがつかない
・必要以上に受験仲間ができてしまう
・通学自体が目的となってしまう

(詳細は「公認会計士試験は通信講座の方がいい?通学講座の3つの落とし穴」をご参照ください。)

ただ、通学講座には以下のメリットもあるため、一人で勉強すると怠けてしまいやすい人などは、通学講座の方が向いているかもしれません。

・緊張感を持って勉強することができる
・モチベーションを保ちやすい

以上より、「通学or通信は自分に合う方を選ぶ」ことは、講座選びのポイントと言えます。

 

2) 合格目標年度は現実的に選ぶ

講座選びの2つ目のポイントとしては、「合格目標年度は現実的に選ぶ」ことが考えられます。

講座を選んでいる時は非常に公認会計士試験に対するモチベーションが高く、最短の合格目標年度を選択しがちです。

ただ、当然のことながらモチベーションには波があり、勉強に身が入らない日も多いです。

また、急な用事で勉強できなくなることもあります。

そのため、毎日何時間も勉強し続けることを前提とした最短の合格目標は、ほとんどの場合挫折に終わってしまいます。

であれば、最初から現実的な合格目標年度を見定めて、そこに向けてコツコツと勉強を積み重ねていく方が、合格可能性は上がります。

以上より、「合格目標年度は現実的に選ぶ」ことは、講座選びのポイントと言えます。

 

3) 講座代金は無理ない範囲にする

講座選びの3つ目のポイントとしては、「講座代金は無理ない範囲にする」ことが考えられます。

「1回分であれば何とか..」と考えて、高額な公認会計士講座を申し込む人もいるかと思います。

ただ、公認会計士試験に1発合格するのは非常に難しく、通常は複数回受験することを覚悟する必要があります。

(「公認会計士の短答式試験に4回目で合格した私の体験談&攻略法3選」でお伝えしている通り、私は短答式試験合格までに4回必要でした。)

つまり、講座代金も複数回支払う可能性が高いのです。

そのため、複数回受験する場合でも支払えるのか?といった現実的な視点で、講座を選ぶ必要があります。

以上より、「講座代金は無理ない範囲にする」ことは、講座選びのポイントと言えます。

 

4. 終わりに

CPAの評判について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

CPAを信じて勉強を続けていけば、合格可能なレベルまで実力をあげることは十分可能です。

この機会に、ぜひ受講を検討してみてください。

 

5. まとめ

Point! ◆合格率の高さ、講師・教材の質の高さなどのいい評判が多い。
◆一方で、合格率の高さに疑問を投げかける評判もある。
◆CPAのカリキュラムを最後まで修了すれば、合格するための実力は十分つく。
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