公認会計士試験に受からない。。私の体験談と克服方法を紹介します!

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「このままでは公認会計士試験に受からない、、どうしよう。。」

高い志をもって公認会計士試験に挑戦したはずが、あまりに高い難易度を前にして、あきらめかけている人もいるかと思います。

私も短答式試験に3回落ちており、「受からないかも。。」という、つらい気持ちは理解できます。

ただ、「頑張っているのに受からない」と感じることは、誰にでも訪れるものであり、ここが踏ん張りどころです。

そこで今回は、まず私自身の会計士試験に挫折しかけた経験談についてお伝えした上で、「受からない。。」と落ち込んだときの克服方法について、解説していきます。

【筆者の情報】
・公認会計士のマツタロウ
・前職で公認会計士講座の責任者を担当
・大手監査法人→経理部に出向
 →教育×ITベンチャー→自営業

 

 

1. 会計士試験に受からず苦しんだ日々

会計士試験に受からず苦しんだ日々

まずは、私が受験生時代に経験した、4つの挫折しかけた経験談について、お伝えしていきます。

誰でも挫折しているという事実を、まずは確認してみてください。

(経験談はいいので克服方法について知りたいという方は、「2. 受からない時期の克服方法6選」からお進みください。)

 

1) 毎朝の答練での挫折

1つ目の挫折しかけた経験は、「毎朝の答練での挫折」です。

公認会計士試験受験生時代は、大手の公認会計士予備校である、TACに通っていました。

基本的にWeb通信であり、自宅のパソコンで講義を視聴していたのですが、自習する時や答練・模試などの際に、校舎を利用していました。

特に、あるタイミングから、週3程度アクセス答練という計算科目の答練が始まり、校舎に通う必要がありました。

毎朝1時間の計算問題と45分の解説を聞く必要があり、物理的に時間がとられ、かつ、そもそも私は勉強があまり進んでおらず、解ける問題が少なかったので、非常に苦痛でした。

そのため、短答式試験に不合格となった初年度は、途中からアクセス答練に出席しなくなり、答練という壁を前にして、公認会計士試験に挫折しそうになりました。

 

2) 模試での挫折

2つ目の挫折しかけた経験は、「模試での挫折」です。

どの予備校でも年に数回、短答や論文の本番を想定した、模擬試験が実施されます。

本番と同じスケジュールで実施されるため、模試を受験するだけで普通はかなり疲れます。

ただそれ以上に当時つらかったのが、「まったく解けない。。」といった、精神的ダメージを毎回受けることでした。

正直なところ、私は試験本番で合格するまで、模試で手ごたえを感じたことは、一度もなかったです。

びっくりするくらい、毎回の模試で点数がとれず、模試を受けるたびに、「会計士試験なんて本当に受かるのだろうか。。」と考えさせられるほど、悪い点数ばかりでした

 

3) 短答式試験での挫折

3つ目の挫折しかけた経験は、「短答式試験での挫折」です。

私は4回短答式試験を受験しています。

つまり、3回短答式試験に落ちました。

このうち特に初めの2回は、全く合格点に届いていない点数でした。

ただ、全く届いていなかったので、逆に次を頑張ろうと割り切れた部分もありました。

問題だったのは、3回目の受験です。

3回目の試験の合格点は(確か)7割で、6.8割の点数をとり、あと少しというところでした。

しかし、解答速報などの点数分布をみると、このあと少しの点数に非常に多くの人達がおり、わずかあと0.2割がとてつもなく高い壁に見えました。

しかも、6.8割というのもたまたま取れた点数だったので、余計に「どうやったら受かるんだろうか。。」と当時は悩みました。

(短答式試験については、「公認会計士の短答式試験に4回目で合格した私の体験談&攻略法3選」も合わせてご確認ください。)

 

4) 論文式試験での挫折

4つ目の挫折しかけた経験は、「論文式試験での挫折」です。

論文式試験は1発で合格しました。

12月に短答式試験に合格していたため、論文式試験まで比較的時間があり、しっかりと勉強を積み重ねていきました。

、、、、と言いたいところですが、実際は全く時間が足りませんでした。

租税法をほとんど一から勉強し直す必要があり、また、他の科目も論文用にしっかりと暗記する必要があったため、毎日朝から晩まで予備校にこもって勉強していました。

この時期は、論文式試験の難易度というよりは、時間が足りずに挫折しそうになりました。

ただ、ここまできたらもうやるしかなかったので、上記3つと比べると挫折の度合いは小さかったと記憶しています。

 

2. 受からない時期の克服方法6選

受からない時期の克服方法6選

それでは、前述のような私自身の経験談を踏まえて、受からない時期の克服方法について、具体的に見ていきましょう。

 

1) 睡眠をしっかりとる

1つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「睡眠をしっかりとる」ことが考えられます。

公認会計士試験のような難関試験に合格する人達は、どの程度睡眠をとっているのでしょうか?

毎日深夜まで勉強して、翌朝目の下にクマを作るほど短い時間でしょうか?

実際に私の受験生時代にも、睡眠時間を削りながら勉強している人が、周りに一定数いました。

パッと見は、「頑張ってるな。。」という印象を持たれ、さも勉強ができる雰囲気をかもしだしていました。

ただ、一時的ならまだしも、短眠を継続した結果として最終的に合格できた人は、少なくとも私の周りにはいませんでした。

難関試験に合格していくような人達は、一部の例外を除いて、皆しっかりとした睡眠をとっています。

資格試験ではないですが、東大に合格した人の平均睡眠時間は7時間程度という調査結果もあるほど、勉強と睡眠は深く関係しています。

十分な睡眠は主に以下の点で、勉強にプラスの効果を与えます。

・集中力を回復して、翌日100%の状態で勉強に臨むことができる。
・寝ている間に脳は記憶を整理するため、記憶が定着しやすい。

受からないと感じている時期は無理して遅くまで勉強するのではなく、むしろしっかりとした睡眠をとることで、長期的には合格に近づいていくでしょう。

以上より、「睡眠をしっかりとる」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

★昼寝もおすすめ!
睡眠と聞くと、夜寝を想像する人が多いですが、実は昼寝も勉強に効果的な方法と言えます。

15分程度の昼寝は、夜3時間寝るのに匹敵するほど、大切だという研究結果もあるほどです。

私も受験時代には、毎日昼寝をして、集中力を回復していました。

昼寝の時間がもったいなく感じられるかもしれませんが、午後から数時間のパフォーマンスが上がると考えれば、費用対効果の高い方法と言えるので、ぜひ実践してみてください。

 

2) 将来の目標を紙に書き出す

2つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「将来の目標を紙に書き出す」ことが考えられます。

受からないと感じている時期は、目先の勉強に囚われて、将来的な目標を忘れていることが多いです。

そのため、初心を思い出しやる気を取り戻すためにも、将来の目標を紙に書き出して、普段目に付くところに貼っておいてください。

私も会計士受験生時代に、家の勉強机の前に将来のキャリアマップを貼り付けていました。

ポイントとしては、誰に見せるわけでもないので「正直な気持ちを書き出す」こと、達成可能か否かではなく「自分がわくわくする目標を書く」こと、毎日目に触れるように「貼り付ける」ことです。

具体的な目標については、公認会計士を目指す人の数だけあるかと思いますが、例えば以下のような目標が考えられます。

・監査法人のパートナーになる
・海外駐在の後に現地で働く
・独立開業して顧客を多く抱える
・ベンチャーのCFOになる
・2,000万円稼ぐ
・ヘッドハンティングされる
・起業して会計士社長となる
・手に職を持ち自由気ままに働く

受からないという不安な気持ちがあっても、将来に対する希望を持つことで、前向きに勉強に取り組めるようになるはずです。

以上より、「将来の目標を紙に書き出す」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

 

3) やってきたことに目を向ける

3つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「やってきたことに目を向ける」ことが考えられます。

受からないと感じている時期は、「○○がまだできていない。。」といったように、「できていない」ことに目が行きがちです。

もちろん、できていないことに目を向けることは大切なことなのですが、できていないことばかりに目を向けすぎると、自信を無くしていきます。

そんな時におすすめなのが、一度立ち止まって、今までやってきたことに目を向ける方法です。

私も大学在学中に合格することができず資格浪人して、先に合格した人や就職して働き始めた人達を見て、焦る気持ちを持っていた時期がありました。

そんな時は、今まで勉強してきた教材を全て重ねて、ぼんやり眺めていました。

結局のところ合格するためには、自分がやってきたことを信じるだけであり、他人は関係ないのです。

受からなくて苦しい時期ほど周りが気になりますが、周りを気にせず自分がやってきたことに目を向けてみてください。

以上より、「やってきたことに目を向ける」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

 

4) 今成長してると言い聞かせる

4つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「今成長していると自分に言い聞かせる」ことが考えられます。

前述の通り、私は途中の答練や模試で手ごたえを感じることなく、公認会計士試験に合格しました。

つまり何が言いたいかというと、受からなくて成果も出ず、不安になる時期でも、確実に成長しているのです。

勉強をしている限り、成長がとまることはありません。

ただ、実感として成長を感じられないだけです。

そんな時は、「目に見えないけど、今自分は成長しているんだ!」と自分に言い聞かせてください。

実際に、目に見えて成果が出ない時期こそ、他の人と差がつきやすい時期であり、その時期も勉強を続けることは、成長していることに他なりません。

右肩上がりに成果が出ればいいのですが、必ずしもそういう訳にはいきません。

ただ、みんな条件は同じであり、受からないという不安な時期を乗り越えた人だけが、最終的に合格を勝ち取っています。

つらい時こそ自分で自分を鼓舞して、自分を奮い立たせましょう。

以上より、「今成長していると自分に言い聞かせる」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

 

5) やる気が出る言葉を見る

5つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「やる気が出る言葉を見る」ことが考えられます。

自分で自分を鼓舞するとお伝えしましたが、簡単なことではないのも事実です。

そこでもう1つの方法として、偉人のやる気の出る言葉を見る方法があります。

成果を出している偉人の言葉は、含蓄があり心に響きやすいものです。

いくつか名言を列挙しておきますので、ぜひご利用ください。

明日はなんとかなると思う馬鹿者。
今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日済ましている。
(チャールズ・ホートン・クーリー)
他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは、大いなる恥である。
(ジョン・ラボック)
不安もプレッシャーもありますが、それをはねのけられるのは、納得できる練習しかないんです。
(イチロー)

以上より、「やる気が出る言葉を見る」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

 

6) アクティブレストをとる

6つ目の公認会計士試験に受からない時期の克服方法としては、「アクティブレストをとる」ことが考えられます。

思いつめそうになった時は、いっそのこと丸1日勉強せずに、体を動かすことで休息をとる、アクティブレスト(積極的休養)を実践してみるのも1つの方法です。

ポイントは、1日ただ休むのではなく、体を動かしながら休息をとることです。

アクティブレストをとることで、血流をよくすることができ、疲労回復が早まると言われております。

例えば、以下のようなものが、アクティブレストとして考えられます。

・買い物
・散歩
・ストレッチ
・ハイキング
・運動
・入浴

アクティブレストにより気分が晴れて前向きになり、また、丸1日勉強をしないことによる焦りから、翌日集中して勉強に取り組めます。

以上より、「アクティブレストをとる」ことは、受からない時期の克服方法と言えます。

★費用と合格者数を比較!
公認会計士講座の元運営責任者が、費用と合格者数の観点から、以下の5つの公認会計士スクールを比較してみました。

・CPA会計学院
・TAC
・大原
・LEC
・クレアール

詳細については「公認会計士スクールを費用と合格者数で比較!元講座運営者のおすすめは?」をご参照ください。

 

3. 終わりに

公認会計士試験のような難関試験に挑む場合、誰しも必ず苦しい時期があります。

ただ、苦しんだからこそ、得られるものも大きいです。

「本当に受かるんだろうか。。」という時期を耐えて合格を勝ち取ったからこそ、今の私の公認会計士としてのキャリアがあります。

皆様もあきらめずに、ぜひとも公認会計士試験の合格を勝ち取ってください。

 

4. まとめ

Point! ◆十分な睡眠をとる。
◆目標を書き出してみる。
◆「やったこと」に目を向ける。
◆成長していると自分に言い聞かせる。
◆偉人の言葉で自分を鼓舞する。
◆アクティブレストをとる。

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