営業に疲れたから転職。。ちょっと待った!まず考えるべき4つのこと

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毎月数字に追われ、営業はもう疲れたと感じて転職を考えている皆様、少しだけ待ってください。

本当に転職が最善の道でしょうか?

安易な転職は、失敗するケースも多いです。

そこで今回は、営業の人が疲れて転職を考える際に、まず考えるべきことを4つ紹介していきます。

4つの項目を確認した後でも、やはり転職の意思が固い場合に、転職に際して気を付けるべきことについても後半で紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

 

 

1. 営業に疲れたらまず考えるべき4つのこと

営業に疲れたらまず考えるべき4つのこと

1) 疲れたらとりあえず心と体を休める

営業に疲れた時にまず考えるべきことの1つ目は、「とりあえず心と体を休める」ことです。

疲れているということは、心と体のいずれか、または両方が危険信号を発している証拠です。

心と体を休めることで、営業に対して前向きな思考になれるかもしれません。

また、仮に転職するにしても、最低限心と体の状態を整えておかないと、冷静な判断ができません。

ここでは、具体的な心と体を休める方法について、いくつか紹介していきます。

 

① 睡眠をとる

1つ目の方法は、最も基本的であり、最も効果のある「睡眠をしっかりとる」といった方法です。

寝る直前までスマホやパソコンのブルーライトを浴びて、なかなか眠れずに、心身ともに疲弊してしまうといった経験は、皆様一度はあるのではないでしょうか?

しっかりと睡眠がとれていない方は、以下を参考にしてみてください。

・寝る直前にブルーライトを発するものを見ない。
・お酒やカフェインを控える。
・起きたらすぐに朝日を浴びる。(体内時計が正常にリセットされるため。)
・寝る前にストレッチなどでリラックスする。

 

② 読書

2つ目の方法は、「読書」です。

英サセックス大学の研究で、6分間の読書で現代人のストレスの68%を解消できることが証明されております。

本の内容に感情移入することが、ストレス発散につながる原因と考えられています。

ただ、あまりに面白い本だと続きが気になり逆効果になりますので、何を読むかは検討する必要があります。

 

③ ストレス要因を書き出す

3つ目の方法は、「ストレス要因を書き出す」という方法です。

それだけ?と思われるかもしれませんが、ただ書き出すだけで、実はストレス解消につながります。

実際に書き出してみればわかるのですが、書き出して眺めてみることで「なんだ、こんなものか。」と思うことができます。

ポイントとしては、具体的に書くことです。

そもそも心の中で抽象的にしか捉えられていないリスクによって、実態以上の不安を人間は感じてしまいます。

具体的に書きだし、それを目視することで、客観的に状況を把握することができ、過大にリスクを感じることがなくなります。

その結果として、ストレスが低減していきます。

 

④ 泣ける映画を見る

4つ目の方法は、「泣ける映画を見る」ことです。

泣くことで副交感神経が刺激され、リラックスすることができます、

普段の業務では交感神経が優位となっているため、泣くことで自律神経のバランスがとれて、良質な睡眠につながります。

また、泣くことでストレス物質であるコルチゾールが減少するため、ストレスの低減にもつながります。

「泣ける映画」で検索すれば、たくさん候補がでてきますので、ぜひ一度試してみてください。

 

以上より、「心と体を休める」ことは、営業で疲れた時にまず考えるべきことと言えます。

 

2) どうせ辞めるのなら、もうひと頑張り

転職を考える前にまず考えるべきことの2つ目は、「どうせ辞めるのであれば、もうひと踏ん張りしてみる」ことです。

実際に辞めるかどうかは別としても、辞める気になって日々の業務に臨めば、今まで見えていなかったものが見えてくることもあります。

ずっと会社に残り続けることが足枷となって、今まで無意識のうちに我慢してきたことから解放されるためです。

例えば、ライバル達に成功の秘訣を聞いたり、今までアプローチするのが面倒だった顧客リストに対してアタックすることなどが考えられます。

順に見ていきましょう。

 

① 成功の秘訣を聞いてみる

他人の成功の秘訣については、プライドや社内の人間関係が邪魔して、今までなかなか聞けなかったかもしれません。

しかし、どうせ辞めるのであれば、プライドも関係なく、また、嫌われても特にダメージはないので、ライバル達に気軽に成功の秘訣を聞いてみてください。

たったそれだけのことで差がついていたのか。。。と意外な事実を発見できるかもしれません。

そうなると、辞めるのが何だが馬鹿らしくなってきます。

 

② 全てのリストに再アタックしてみる

その会社でずっとやっていくのであれば、やっかいなお客様と出会うとずっと自分が責任を持って対応しなければならず、今までアプローチを避けていた顧客リストなどもあるかと思います。

辞める気なのであれば、どうせ会うのは最後だと思って、気軽に全顧客リストに再度アタックしてみるのも1つの方法です。

過去に怒られたお客様も含めてみると良いでしょう。

辞める気なのでいい意味で肩の力が抜けていて、意外な成果がでるかもしれません。

そうすると、辞めるのが何だかもったいなくなってきます。

 

以上より、「どうせ辞めるのであれば、もうひと頑張りしてみる」ことは、営業で疲れて転職を考えた時に、まず実行してみるべきことと言えます。

 

3) 営業手法を試してみる

営業に疲れ転職を考える前にまず試すべきことの3つ目は、「いろいろな営業手法を実践してみる」ことです。

多くの場合、営業に疲れた原因の1つに、成果が出ないことが挙げられます。

ただ、この成果が出ないというのは、日々の営業トークのちょっとした工夫で改善される可能性があります。

どうせ転職を考えているのであれば、今いる会社で失うものは何もないので、様々な営業手法を試してみましょう。

ここでは3つほど営業手法を紹介させていただきますので、ぜひ実務に取り入れてみてください。

 

① 沈黙を利用する

1つ目の手法は、「沈黙を利用する」ことです。

お客様との会話の中で、皆様はどの程度沈黙に耐えられますでしょうか?

沈黙に耐えられず、自ら話し始めてしまう人の方が多いかと思います。

ここではあえて沈黙を作りだすことをおすすめします。

沈黙の効果は、1つ1つのことに対して、お客様に深く考えていただく機会を増やすことにあります。

営業のクロージングの際に「少し考えてみるよ」と言われて、お客様が決断を先送りにするケースに遭遇したことは、誰しもあるかと思います。

これは裏を返せば、会話の中で考える時間がなかったことを意味しております。

1つ1つの会話の中に沈黙を意図的に作り、お客様に考えていただくことで、最終的なクロージングまでに、しっかりと判断していただくことが重要となります。

鉄は熱いうちに打てではないですが、決断を後日に先送りにされてしまうと、契約率はグッと下がってしまいます。

 

② 二者択一話法

2つ目の手法は、「二者択一法」です。

読んで字のごとくですが、お客様に質問をする際は、2択を提示して、そのうち1つを選んでいただく方法となります。

例えばアポイントをとる際に、「今週はどうでしょうか?」と聞くよりも、「今週と来週であれば、どちらの方がご都合よろしいでしょうか?」と2者択一で聞く方が、相手から答えてもらえる可能性は高くなります。

お客様の商品に対する興味関心を探る際も、「価格が気になりますかね?」と聞くよりも、「価格と性能であれば、どちらの方が気になりますかね?」と聞いた方が、お客様が答えてくれる可能性は上がります。

シンプルですが非常に実用的な手法ですので、ぜひ試してみてください。

 

③ 肯定暗示法

3つ目の手法は、「肯定暗示法」です。

肯定暗示法とは、会話から曖昧な言葉を排除して、全て言い切る手法となります。

例えば、「○○をやりませんか?」ではなく「○○をやりましょう!」と言い切ったり、「調子はどうでしょうか?」ではなく「調子は良さそうですね!」と言い切ることを意味します。

人は前向きに提案されると、ついつい自分も前向きな考えに変わってしまうものです。

語尾を前向きな表現に変えて言い切ることで、日々の営業の成果が変わるかもしれません。

 

以上のような「営業手法を試してみる」ことで成果を出すことができ、営業の疲れが吹っ飛んで、転職のことなど忘れるかもしれません。

★営業の魔法
「沈黙を利用する」「二者択一法」「肯定暗示法」といった手法は、以下の『営業の魔法』(著:中村信二)で紹介されております。
アマゾンの営業部門で10年に渡ってベスト3に選ばれた営業の名著であるため、ぜひ一度読んでみてください。

 

4) 成功体験を積んで自信をつける

営業に疲れた時にまず考えるべきことの4つ目は、「成功体験を積んで自信をつけてみる」ことです。

先ほどお伝えしたように、営業に疲れた原因は、成果が出ないことによるものが多いです。

成果が出ないと自分に自信がなくなり、自信のなさは普段の営業トークにも反映されるため、余計に成果が出ず、負のループにはまってしまいます。

そこで、失いかけた自信を取り戻すために、まずは身近なもので成功体験を積んでみることをおすすめいたします。

成功体験を積む方法の例として、いくつかご紹介させていただきます。

 

① 筋トレ

1つ目の方法は「筋トレ」です。

筋トレは適切な負荷のトレーニング・適切な栄養補給・適切な休息の3つを徹底すれば、誰でも成功体験を積むことができる方法となります。

大人になってからは特に、やった分だけ成果がでるもの・ことには、なかなか出会えません。

特に営業では、必ずしも自分の努力の分だけ成果が出るとは限りません。

毎日積み重ねることで、目に見えて成果が出る筋トレは、成功体験を積むためにぜひおすすめしたい方法です。

 

② 資格の勉強

2つ目の方法は「資格の勉強」です。

資格試験も筋トレと同様に、勉強をやった分だけ試験の成果が上がり、成功体験を積みやすい方法となります。

資格試験の場合は、「合格」というゴールもあるため、非常におすすめの方法です。

営業に合う資格試験はないのでは?思われるかもしれませんが、たくさんあります。

例えば、法人営業の人であれば、取引先企業の財務状況を把握する必要があり、財務諸表などの決算書類を分析する力がつく「ビジネス会計検定」がおすすめです。

ビジネス会計検定の詳細については「決算書分析の資格と言えばビジネス会計検定!」をご参照ください。

その他、簿記検定やファイナンシャルプランナー、販売士検定などがあります。

 

③ 副業

3つ目の方法は「副業」です。

すぐに成果がでるものではありませんが、成果が出れば成功体験を積めるのはもちろんのこと、金銭的な余裕も生まれます。

また、副業で得た本業以外の知識が、本業で役に立つこともあります。

おすすめの副業については、以下をご参照ください。

・アフィリエイト
・不動産投資
・メルカリなどでの転売
・ライター業
・セミナー業

 

④ 達成できたことをリスト化する

最後に、成功体験を積むためには、過去に達成できたことをリスト化することもおすすめです。

自分は何も成していないと思っている方が多いですが、どんなに些細な成果でもいいのでリストアップしてみると、それなりに自分も頑張ってきたなと思うことができます。

「できていないこと」に目を向ける前に、「やったてきたこと」に目を向けて、自信を取り戻すのも重要なことです。

 

以上より、「成功体験を積む」ことは、営業で疲れた時にまず考えてみることと言えます。

★筆者の体験談
私も成功体験に支えられて頑張ってきました。

サッカーを12年間続けられたという成功体験があったからこそ、公認会計士試験を頑張れました。
公認会計士合格という成功体験があったからこそ、監査法人やベンチャーで成果を出すことができました。
監査法人やベンチャーで成果を出した成功体験があったからこそ、今育児をしながら自営業で頑張ることができております。

1つ1つの成功体験を大切にしながら、さらなる成功体験を1つ1つ積み上げていくことが重要となります。
(筆者の経歴については「公認会計士のキャリア:監査法人⇒ベンチャー⇒自営業の私の経験談!」をご参照ください。)

 

2. それでも転職するのであれば注意すること

それでも転職するのであれば注意すること

転職する前に考えるべきことを4つお伝えしてきましたが、この4点を踏まえた上でも、やはり転職をするという決断を選択するのであれば、転職活動にあたり次に述べる2点に注意してください。

 

1) 「今」働いている人の話を聞く

1つ目の注意点は、転職を希望する業界の話や転職先候補の企業の情報は「今」その業界・その企業で働いている人に聞くことです。

現職の関係者に相談すれば、引きとめられる可能性が高いです。

両親に相談すれば、とりあえず冷静になれと言われるかもしれません。

過去にその業界にいた人に相談すれば、その時代のことは聞けますが、今どうかはわかりません。

転職の相談は、「今」その業界・その企業にいる人に相談しましょう。

 

2) 売上高の推移に注目

2つ目の注意点は、転職先企業を探す際は、その企業のここ数年の売上高の推移(成長)を確認することです。

売上高が成長しているということは、それだけ売上目標がきついと思われるかもしれません。

確かにその可能性もあります。

一方で、売上高が成長していない場合は、利益率を維持するために費用削減に走らざる負えず、人件費にもメスが入ります。

そのため、売上高の推移を確認して、転職先候補を慎重に判断する必要があります。

 

3. 終わりに

営業に疲れた時に、転職を考える前に考えるべきことを4つ解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

疲れている状況で無理をするのは得策ではありませんが、安易な転職も将来的なキャリアに傷をつける可能性があります。

まずはできることをやってみて、疲れが改善されるか試してみましょう。

転職のことを考えるのは、その後でも遅くはないです。

 

4. まとめ

Point!

◆心身ともに休める。
◆辞める気で、もうひと頑張りしてみる。
◆営業手法を試してみる。
◆成功体験を積んでみる。

営業におすすめの資格とは?