ビジネス会計検定:いきなり2級受験がダメな4つの理由

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ビジネス会計検定の受験を考えた場合、2級までの取得がおすすめとなります。

(詳細については「ビジネス会計検定は1級まで取得する必要がある??」をご参照ください。)

こう聞くと、それならいきなり2級を受験しようと思われる方もいるかと思います。

ただ、いきなり2級受験はおすすめできません。

今回はその理由を4つお伝えしていきます。

 

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1. いずれにしろ3級を学習する必要がある

いずれにしろ3級を学習する必要がある

1) ビジネス会計検定の試験範囲

まず、ビジネス会計検定3級と2級の試験範囲について、公式テキストの目次をもとに見ていきましょう。

 

① 3級

第1章:「財務諸表」とは
第2章:貸借対照表
第3章:損益計算書
第4章:キャッシュ・フロー計算書
第5章:財務諸表分析

第1章~第4章で財務諸表に対する基礎的な理解を深め、第5章で具体的な分析手法について学んでいきます。

財務三表と呼ばれる貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の学習が中心となり、個別財務諸表が前提となります。

 

② 2級

第1章:企業会計の意義と制度
第2章:財務諸表
第3章:貸借対照表
第4章:損益計算書
第5章:連結包括利益計算書
第6章:株主資本等変動計算書
第7章:連結キャッシュ・フロー計算書
第8章:附属明細表と注記
第9章:財務諸表分析

3級同様に第1章から第8章で財務諸表に対する理解を深め、第9章で具体的な分析手法について学習していくのですが、連結財務諸表を前提としている点と、財務諸表に対する知識や分析手法について3級よりも実践的なものを扱う点が異なります。

 

2) 2級は3級の内容を前提としている

上記を見ていただくと分かる通り、2級は3級の知識を前提として、それを発展させた内容を学習します。

そのため、いきなり2級から勉強しようとした場合でも、前提となる3級の勉強が必要となり、結局3級を勉強することとなるため、いきなり2級からの学習はおすすめできません。

仮に3級の内容を無視していきなり2級だけの勉強をして合格したとしても、基礎知識が抜け落ちた状態ですので実務に応用する際に苦労します。

この点でもいきなり2級の受験はおすすめできません。

 

2. 300時間も一度に確保できない?

300時間も一度に確保できない?

1) いきなり2級を勉強した場合の勉強時間は?

上述のようにいきなり2級を勉強する場合でも3級の勉強は必要となるため、3級に必要な勉強時間と2級に必要な勉強時間を足した時間が必要となります。

つまり、3級と2級を併願した場合と同じ勉強時間が必要となります。

この場合の勉強時間の詳細については「ビジネス会計検定は併願(ダブル受験)がおすすめ?」をご参照いただきたいのですが、結論としては300時間程度必要となります。

 

2) 300時間も確保できない?

普通の社会人であれば半年程度で300時間の勉強時間を達成できます。

ただ、いきなり2級を目指されようとする理由の1つにあまり勉強時間・期間を確保できないからという人も多く、300時間も勉強時間を確保できないことが多いです。

結果勉強時間が足りなくなるのであれば、いきなり2級を受験することはおすすめできません。

短期間しか確保できないのであれば、とりあえずビジネス会計検定3級の受験を検討してみてください。

3級であれば100時間程度の勉強時間で十分合格は可能です。

 

3) どうしても2級受験をしたい方

それでもどうしてもいきなり2級受験をしたい方は、3級と2級の併願を検討してみてください。

併願であれば2級がダメでも3級の資格保持者となることは可能です。

★最短合格で3級&2級合格を目指すには?
会計ショップのビジネス会計検定講座は、以下の講座設計となっております。
・3級:7,700円、1講義10分程度、全19講義
・2級:15,400円、1講義20分程度、全19講義

お得な値段で受講可能であり、また、講義時間を最小限にとどめることで最短合格を可能とします。
ぜひ一緒に合格を目指しましょう!

 

3. 予備校の2級講座は3級を前提としている

予備校の2級講座は3級を前提としている

1) 2級講座は3級の知識を前提としている

3つ目のいきなり2級受験をおすすめできない理由として、予備校の2級講座が3級の知識を前提として解説されていることが多いという点が挙げられます。

講師が解説中に「この論点については3級で学習したので復習しておいてください。今回は2級で新しくでてきた△△という論点について見ていきましょう。」といった具合に、3級の内容を省略することがあります。

そのため、いきなり2級を受験するために予備校の2級講座を申し込んでも、内容がわからなくて途中で挫折してしまったり、不十分な知識しかつけられない可能性もあります。

何の勉強でも言えることですが、基礎が一番大事であり、基礎なくして応用が身につくことはありません。

 

2) 独学はおすすめできない

それでは予備校を利用せず独学でやれば良いのではないか?と思われた方もいるかもしれませんが、独学はおすすめできません。

3級ならまだしも2級はそれなりに内容が難しくなり、独学の場合はどこが大事なポイントかわからず合格する可能性がかなり低くなります。

もちろん予備校の場合はお金がかかりますが、「時は金なり」と言われるように時間をお金で買うということを今後の時代は求められ、勉強においてもまさにそれが当てはまります。

浮いた時間で勉強した知識を活かせば予備校代などあっという間に回収できます。

独学と予備校利用の比較については「ビジネス会計検定の対策・勉強は通信講座(予備校)がいい理由」も合わせてご確認ください。

 

4. 不合格の場合何も残らない

不合格の場合何も残らない

3級と2級のダブル受験をした場合と比較した際のいきなり2級受験の問題点としては、不合格の場合客観的には何も残らないということが挙げられます。

ダブル受験であれば2級に落ちても3級合格を手にすることができる可能性があります。

一方で、いきなり2級を受験して不合格だった場合、客観的には受験していない人と何も変わらないです。

努力の結果何かをやり遂げたという成功体験は次の成功につながります。

少しでも多くの成功体験を積み重ねることが大事ですので、いきなり2級を受験せずにまずは3級合格という成功体験を勝ち取ってください。

 

5. 終わりに

いきなり2級受験をすることのリスクについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

リスクを踏まえたうえで最終的にどう判断されるかは皆様次第です。

より合格の可能性が高い選択肢を選びましょう。

 

6. まとめ

Point!

◆2級は3級を前提としている。
◆半年の勉強期間を確保できない人が多い。
◆ビジネス会計検定2級講座は3級の学習内容を省略している。
◆併願の場合は最悪でも3級合格を手にできるが、いきなり2級受験の場合は不合格だと何も得ることができない。

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