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プログラミングと聞くと、エンジニア以外は関係ないスキルだと、思っていないでしょうか?
実はプログラミングを学ぶことは、エンジニア以外の他の職種でも、メリットがあるのです。
そして、経営コンサルタントの国家資格である中小企業診断士も、プログラミングを学ぶことで多くのメリットを得ることができます。
そこで今回は、中小企業診断士がプログラミングを学ぶ5つのメリットについて、解説していきます。
中小企業診断士の人、あるいはこれから中小企業診断士を目指す人は、プログラミングは中小企業診断士と無関係ではないということを、本記事の内容を通じて理解することができるでしょう。
1. 中小企業診断士がプログラミングを学ぶ5つのメリット
1) 他の診断士と差別化できる
2) 単純作業を自動化できる
3) 問題解決能力が磨かれる
4) 稼ぎやすくなる
5) アイデアを形にできる
2. おすすめプログラミングスクール2選
3. 終わりに
4. まとめ
1. 中小企業診断士がプログラミングを学ぶ5つのメリット
1) 他の診断士と差別化できる
中小企業診断士がプログラミングを学ぶ1つ目のメリットとしては、「他の診断士と差別化できる」ことが考えられます。
中小企業診断士は独占業務がない反面業務範囲が広く、他士業と比べて中小企業診断士同士で案件を奪い合うということは少ないです。
一方で、中小企業診断士の登録者数は2019年4月時点で約27,000人となっており、同業者が多く差別化が必要なことも、1つの事実です。
この点、中小企業診断士として差別化するために必要なスキル・経歴としては、例えば以下のようなものが考えられます。
・プログラミング。
・元エンジニア。
・公認会計士、税理士、簿記1級などとのダブルライセンス。
・元経理。
・弁護士とのダブルライセンス。
・元法務部。
・ブログなどを通じてWebマーケティングの経験あり。
・元マーケター。
・元営業。
・元経営者。
上記のように、中小企業診断士としてIT分野で差別化を図るために、プログラミングは必要となってきます。
また、仮にIT分野を専門に扱わなくても、中小企業診断士がプログラミングを学ぶことに意味はあります。
クライアントである中小企業の今後の経営課題として、「IT化」は必ず候補に挙がるものであり、IT化においてプログラミングが関わってくるためです。
中小企業の社長がIT化の必要性に気付いていなくても、中小企業診断士としてプログラミングの知識も活用しながら、その必要性を訴えていくことが今後は求められるでしょう。
以上より、「他の診断士と差別化できる」ことは、中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットと言えます。
2) 単純作業を自動化できる
中小企業診断士がプログラミングを学ぶ2つ目のメリットとしては、「単純作業を自動化できる」ことが考えられます。
プログラミングを学ぶことで、日々の単純作業を自動化することができ、本来中小企業診断士として取り組むべき、経営コンサルティング業務に集中することが可能となります。
プログラミングで自動化できる単純作業には、例えば以下のようなものがあります。
・Excelで請求書を自動作成する。
・Wordの表をExcelに一括変換する。
・ネット上から必要なデータだけを抽出する。
・受け取ったメールのうち、必要な箇所だけをExcelに転記する。
・メルマガを多数の人に個別に送信する。
・フォルダの名前を一斉に変える。
学ぶ言語や工夫次第では、もっと多くの単純作業を自動化できるようになります。
また、単純作業の自動化をマスターすれば、その方法をクライアント企業に伝えたり、一般の人向けに情報発信することで、中小企業診断士として差別化することも可能となります。
以上より、「単純作業を自動化できる」ことは、中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットと言えます。
3) 問題解決能力が磨かれる
中小企業診断士がプログラミングを学ぶ3つ目のメリットとしては、「問題解決能力が磨かれる」ことが考えられます。
プログラミングと一口に言っても、以下のような、いくつかの工程に分かれています。
② 処理全体の流れを設計する。
③ 1つ1つのプログラムに置き換える。
④ プログラムを実行して目的通りに作動するかチェックする。
⑤ エラーが発生した場合は原因を突き止めて修正する。
つまるところプログラミングとは、どのプログラミング言語を選択するにしても、この①から⑤までの作業をひたすら繰り返していることに、他ならないのです。
経営コンサルにおいて、クライアント企業の問題解決を行う際にも、プログラミングと同様の考え方が必要となります。
すなわち、まず経営の全体像を理解した上で問題を細分化して、どの点を解決すれば目的(経営状態の改善)を達成できるのかを考えるのに、プログラミングで学んだ問題解決能力が活かされるのです。
以上より、「問題解決能力が磨かれる」ことは、中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットと言えます。
4) 稼ぎやすくなる
中小企業診断士がプログラミングを学ぶ4つ目のメリットとしては、「稼ぎやすくなる」ことが考えられます。
① 市場価値の上昇
稼ぎやすくなる理由の1つに、「経営コンサル×IT」という自分の専門領域を確立することで、自分の市場価値が上がる点が挙げられます。
独立にするにせよ、現職の会社に勤め続けるにせよ、転職するにせよ、ただ単に中小企業診断士として活動するよりは、ITという専門分野が加わった方が稼げるのは、容易に想像できるかと思います。
② 稼ぎ口の増加
稼ぎやすくなる2つ目の理由としては、エンジニアとしても仕事を受注できるようになり、稼ぎ口が増える点が挙げられます。
ランサーズやクラウドワークスなどで実際に見ていただければわかるのですが、エンジニアに対する依頼は非常に案件数が多いです。
しかも、個人で対応できるものが数多くあり、プログラミングをある程度学べば、エンジニアとしての収入源を確保することも、十分可能と言えます。
案件の例としては、例えば以下のようなものが、実際にサイト上で募集されていました。
報酬:10,000円~20,000円
報酬:40,000円~50,000円
報酬:100,000円~200,000円
案件の難易度や報酬の大小に関して多くのバリエーションがあり、自分に合った案件を選択することが可能となります。
以上より、「稼ぎやすくなる」ことは、中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットと言えます。
5) アイデアを形にできる
中小企業診断士がプログラミングを学ぶ5つ目のメリットとしては、「アイデアを形にできる」ことが考えられます。
中小企業診断士として多くのクライアント企業のサービスに触れる中で、「こんなサービスがあったらおもしろいかも!」と思うことが、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
ただ、いくらいいアイデアを思いついても、それを形にすることができなければ、意味がありません。
この点、プログラミングを学んでおけば、思いついたアイデアを形にすることができ、サービスとして運用を開始することも可能となります。
実際に初めは副業として自分でサービスを開発して、次第に規模が大きくなっていき、起業して成功している人達もいます。
中小企業診断士という多くの事業に触れる士業だからこそ、多くのアイデアを思いつきやすいため、アイデアを形にできるプログラミングというスキルを、有効活用しやすいのです。
以上より、「アイデアを形にできる」ことは、中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットと言えます。
中小企業診断士講座の元運営責任者が、以下の7つの通信講座のコストパフォーマンスを比較して、おすすめ2つのメリット・デメリットについて解説してみました。
・TAC
・スタディング
・診断士ゼミナール
・クレアール
・LEC
・アガルート
・フォーサイト
詳細は「中小企業診断士の通信講座おすすめ2選!元講座運営者が比較します」をご確認ください。
2. おすすめプログラミングスクール2選
1) TechAcademy(テックアカデミー)
1つ目のおすすめプログラミングスクールは、「TechAcademy 【テックアカデミー】 」です。
TechAcademyは、以下のような人におすすめのスクールとなります。
・個別にしっかりサポートしてもらいたい。
・オリジナルサービスの開発までサポートしてもらいたい。
まずは気軽に、無料体験から始めてみてください。
2) TECH::CAMP(テックキャンプ)
2つ目のおすすめプログラミングスクールは、「テックキャンプ」です。
テックキャンプは、以下のような人におすすめのスクールとなります。
・学習プランをマンツーマンで組んでもらいたい。
・幅広くプログラミングについて学びたい。
オンラインでの学習カウンセリングが実施されておりますので、まずは参加してみてください。
3. 終わりに
中小企業診断士がプログラミングを学ぶメリットについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
中小企業診断士の中でも、プログラミングができる人は、まだまだ少数です。
今からしっかり勉強していけば、中小企業診断士として大きな差別化要素を手に入れることができます。
興味を少しでも持ったのであれば、今日からプログラミングの学習を開始してみましょう。
4. まとめ
◆日々の業務を自動化できる。
◆問題解決能力が磨かれる。
◆今より稼げるようになる。
◆自分でサービスを作ることができる。