フリーランスとして働いていると、悩みや良かったことなど、フリーランス独自の「あるある」を経験します。
今回は私自身の経験から、フリーランスの悩みあるある5選、良かったあるある5選を厳選して、紹介させていただきます。
今フリーランスとして働いている人は、「あるよね~」と共感ポイントをぜひ見つけてください。
また、まだフリーランスではないけど興味のある人は、「こんな悩みや良いことがあるんだな!」と、事前知識として頭に入れておくと、将来役に立つでしょう。
1. フリーランスの悩みあるある
1) 収入に大きな山や谷がある
2) SNSを見て焦る
3) 確定申告に苦戦する
4) 曜日感覚がなくなる
5) 周りの目が痛い
2. フリーランスで良かったあるある
1) 家族との時間が増える
2) 事業主としての達成感がある
3) 正しく頑張った分だけ稼げる
4) 満員電車と無縁になる
5) お金周りの情報に敏感になる
3. 終わりに
4. まとめ
1. フリーランスの悩みあるある
まずは、フリーランスの「悩み」あるあるについて、順に5つ解説していきます。
1) 収入に大きな山や谷がある
1つ目のフリーランスの悩みあるあるは、「収入に大きな山や谷がある」ことです。
会社員であれば、残業による給料の変動はあれども、毎月一定の基本給がもらえます。
しかしフリーランスの場合は、稼げる月は稼げますが、稼げない月は全く稼げない、といった状態になります。
そして、収入の乱高下が激しいことには、以下のデメリットがあります。
・稼げた時に無駄に使ってしまう。
・収入面の審査に落ちやすい。
・事業戦略が立てづらい。
私もフリーランスとして働き始めた1年目は、収入がゼロの月もあり、今後について「うまくやっていけのだろうか。。」と悩んだこともありました。
以上より、「収入に大きな山や谷がある」ことは、フリーランスの悩みあるあると言えます。
2) SNSを見て焦る
2つ目のフリーランスの悩みあるあるは、「SNSを見て焦る」ことです。
フリーランスは孤独になりやすいため、SNS上で同じフリーランスの人の動向をチェックする人も多いです。
また、個人の力・ブランディングで集客する必要があり、集客にSNSを利用する人もいます。
私も、Facebook・X(旧Twitter)・Instagramのアカウントを運用しており、気付くと他のフリーランスの方の活躍を追っています。
フリーランスにとって、SNSは必要なツールなのです。
しかし、SNSで発信しているフリーランスの人は基本的に事業がうまく進んでいる人が多く、うまくいっている人を見て無駄に焦ってしまうリスクも、SNSにはあります。
「○○さん今月も稼いでいるな。。」
「なんで自分だけ稼げないんだ。。」
このような思考になり始めてしまうのも、SNSあるあるかと思います。
以上より、「SNSを見て焦る」ことは、フリーランスの悩みあるあると言えます。
3) 確定申告に苦戦する
3つ目のフリーランスの悩みあるあるは、「確定申告に苦戦する」ことです。
会社員との大きな違いの1つとしてよく取り上げられるのが、「確定申告」。
フリーランスは、1年間の所得に基づいて、支払うべき税金を自分で申告する必要があります。
ただ、税理士や公認会計士でもないのに、いきなり税金を申告しろ!と言われても、困ってしまう人が大多数かと思います。
しかも大変なのが、確定申告の時期になって準備し始めるのでは、時すでに遅しの場合が多いという点です。
例えば以下のような作業は、事前に対応しておく必要があります。
・青色申告承認申請書の提出。
・経費用の領収書入手。
・毎月の収支状況の記帳。
特に、フリーランス1年目の時に誰もが経験する、お悩みあるあるかと思います。
以上より、「確定申告に苦戦する」ことは、フリーランスの悩みあるあると言えます。
4) 曜日感覚がなくなる
4つ目のフリーランスの悩みあるあるは、「曜日感覚がなくなる」ことです。
フリーランスはいつでも働くことができ、会社に出勤する必要もないので、非常に自由な働き方と言えます。
ただ、それがゆえに、曜日感覚がなくなってしまう人が多いです。
別に曜日感覚なんてなくても、問題ないのでは?
と思う人もいるかと思います。
確かに、大きな問題はないとも言えますが、以下のようなデメリットも考えられます。
・その結果毎日が惰性的になる。
・世間の感覚とずれる。
・その結果消費者心理に疎くなる。
私も曜日感覚に疎くなりつつあり、平日と休日ならまだしも、「今日が水曜か木曜か?」と問われると、わからないことが多々あります。
以上より、「曜日感覚がなくなる」ことは、フリーランスの悩みあるあると言えます。
5) 周りの目が痛い
5つ目のフリーランスの悩みあるあるは、「周りの目が痛い」ことです。
当たり前のことですが、フリーランスでも稼げている人・安定している人はたくさんいますし、会社員でも稼げていない人・安定していない人がたくさんいます。
ただ、やはりまだ世間一般の常識からすれば、「フリーランス=安定しない」といった印象が強いのも事実です。
親・親戚・友達などから、口には出さなくても「大丈夫?」と思われていることも多く、受け手はそれを感じ取ってしまいがちです。
また、フリーランスは自宅で作業している人も多く、周りから無職と勘違いされることもあります。
そのため、ご近所さんからの目が気になるのも、フリーランスあるあるかと思います。
以上より、「周りの目が痛い」ことは、フリーランスの悩みあるあると言えます。
2. フリーランスで良かったあるある
それでは反対に、フリーランスの良かったことあるあるについて、順に5つ解説していきます。
1) 家族との時間が増える
1つ目のフリーランスの良かったあるあるは、「家族との時間が増える」ことです。
フリーランスだから自由時間が増えるかというと、必ずしもそうとは限りません。
稼ぐためには、会社員時代と同じ、あるいはそれ以上の時間を犠牲にする必要があります。
ただ、1日あるいは1週間のうち、どのタイミングで働くのかは、自分で自由に決めることができます。
つまり、自分の時間を家族の時間に合わせることができるのです。
家族みんなが揃うタイミングに合わせて食事をとったり、外出の予定も家族に合わせることができます。
保育園の送り迎えを自分の休憩時間にあてることで、子供との時間も増えます。
私もフリーランスとなり、妻や子供と過ごせる時間が圧倒的に増えたため、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は会社員時代に比べて、格段に上がりました。
以上より、「家族との時間が増える」ことは、フリーランスの良かったあるあると言えます。
2) 事業主としての達成感がある
2つ目のフリーランスの良かったあるあるは、「事業主としての達成感がある」ことです。
会社員は基本的に、社長や上司の指示に従って行動することとなります。
自分の成果により会社が大きな儲けを出しても、自分に還元されることはありません。
反対に、自分が大きなミスをしても、対外的には自分が全ての責任を負うこともありません。
この点、フリーランスであれば、全ての責任を自分で負う代わりに、事業から発生した稼ぎや名声などは、全て自分の成果となります。
規模は小さいながらも、自分がオーナーとして事業を回す感覚は、非常に楽しく達成感のあるものです。
これは、会社員ではなかなか得られない、フリーランス特有のあるあるとなります。
以上より、「事業主としての達成感がある」ことは、フリーランスの良かったあるあると言えます。
3) 正しく頑張った分だけ稼げる
3つ目のフリーランスの良かったあるあるは、「正しく頑張った分だけ稼げる」ことです。
前述の通り、会社員は必ずしも頑張った分だけ、稼げるとは限りません。
ものすごい頑張ったからといって、急激に基本給が上がることも、普通はないです。
この点フリーランスの場合は、正しく頑張った分だけ青天井に稼ぐことができます。
会社員では考えられないような稼ぎを手にすることも、十分可能です。
注意点として、自己満足で頑張っただけでは、大して成果はでないということです。
あくまで、「正しく」努力した場合は、会社人よりも稼げる可能性が高い、といった話となります。
以上より、「正しく頑張った分だけ稼げる」ことは、フリーランスの良かったあるあると言えます。
4) 満員電車と無縁になる
4つ目のフリーランスの良かったあるあるは、「満員電車と無縁になる」ことです。
個人的には、フリーランスになって感じた、非常に大きなメリットの1つです。
満員電車というのは、時間的なロスも大きいのですが、精神的にかなりのパワーを削られて、1日の生産性が下がってしまいます。
その他、満員電車のデメリットとしては、以下のようなものが考えられます。
・作業が何もできない。
・パーソナルスペースがなく不快。
この点、フリーランスであれば自宅で作業できるため、移動の手間から解放されます。
また、仮に電車に乗る必要があったとしても、混んでない時間帯を選ぶことができるため、非常に快適な1日を過ごすことが可能となります。
以上より、「満員電車と無縁になる」ことは、フリーランスの良かったあるあると言えます。
5) お金周りの情報に敏感になる
5つ目のフリーランスの良かったあるあるは、「お金周りの情報に敏感になる」ことです。
フリーランスは自分の力1つで、お金を稼がなければなりません。
そのため、否が応でもお金周りの情報に敏感になります。
経済・金融系のニュースといったマクロの情報から、Webマーケティングを利用した稼ぎ方や節税方法といったミクロの情報まで、会社員時代であれば読み飛ばしていた情報に、自然と目が留まります。
会社員だろうがフリーランスだろうが、お金を稼ぎ・運用して大きな資産を築くことは、人生を豊かに生きていく上で必須となります。
私も、会社員時代であれば「こんなこと知っていても役に立たない。」と思っていたお金周りの情報について、今は自然と内容を確認するようになり、マネーリテラシーが向上しました。
以上より、「お金周りの情報に敏感になる」ことは、フリーランスの良かったあるあると言えます。
3. 終わりに
フリーランスの悩みや良かったあるあるについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あくまで私基準のフリーランスあるあるですが、事例の1つとして頭に入れておいてください。
フリーランスとして働き始めれば、いずれかのあるあるを、いつか経験することになるかと思います。
4. まとめ
◆SNSを見て焦る。
◆確定申告に苦戦する。
◆曜日感覚が薄くなる。
◆世間の目が痛い。
◆家族との時間が増える。
◆達成感がある。
◆頑張りが成果に反映される。
◆満員電車から解放される。
◆マネー情報に敏感になる。