営業こそプログラミングを学習すべき8つの理由

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「営業でもプログラミングを学ぶべきなんだろうか。。」

営業の人の中には、一度はこのような疑問を持ったことがある人も、いるのではないでしょうか?

近頃では、営業に配属された新入社員にも、プログラミングの研修を必修化している企業もあるほどです。

結論から言うと、営業こそプログラミングを学習することで、多くのメリットを受けることができます。

そこで今回は、営業こそプログラミングを学習すべき8つの理由について、解説していきます。

後半では、おすすめのプログラミングスクール2選についても紹介しておりますので、この機会にプログラミングの学習を始めてみましょう。

【筆者の情報】
・公認会計士のマツタロウ
・自営業として会計資格講座を運営中
・前職のベンチャー時代に営業、マーケティング、経営企画を経験
・プログラミングを使用して業務を自動化し、事務負担を軽減している

 

 

1. 営業こそプログラミングを学習すべき8つの理由

営業こそプログラミングを学習すべき8つの理由

1) 商談の場で対応可否を判断できる

営業こそプログラミングを学習すべき1つ目の理由としては、「商談の場で対応可否を判断できる」ことが挙げられます。

特に法人営業の場合、商談の場でお客様から製品のシステム周りの話を振られて、「帰ってエンジニアに確認してみます。」と持ち帰った経験が、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

確かに、商品の特徴や他社よりも優れている点を押さえている営業はいても、システム周りまで把握している営業は少ないのが現実かと思います。

私もベンチャー時代に法人営業に行った際に、システム周りの質問に曖昧に答えてしまったばかりに、顧客を逃しそうになった経験がありました。

この点、営業がプログラミングを学習することで、最低限自社のシステム周りについて把握することができ、商談の場で顧客の提案に対して、対応可能か否かについて回答することができ、また、機能面の詳しい説明を追加することができるため、成約率を上げることが可能となります。

例えば、商品に付随したアプリの開発や、顧客管理システムを追加で作ってほしいと頼まれた場合に、それぞれの対応可否と、対応可能な場合のおおよその納期・金額を伝えることで、その場で受注の可否について手ごたえを得ることができます。

整理すると、営業がプログラミングを学ぶことで、以下のようなメリットを受けることが可能となります。

・商談回数の削減。
・成約率の向上。

以上より、「商談の場で対応可否を判断できる」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

2) プログラミング思考が身に付く

営業こそプログラミングを学習すべき2つ目の理由としては、「プログラミング思考が身に付く」ことが挙げられます。

特に決まった型もなく、毎回感覚的に営業をしていないでしょうか?

確かに、お客様の数だけ異なったニーズがあり、毎回感覚的に営業したくなる気持ちはわかります。

私も初めて営業を経験した際は、正直なところ何となく商品の説明をしてしまい、苦戦していました。

この点、プログラミングを学ぶことで、プログラミング思考、つまりは論理的思考を身に付けることができ、営業の際に感覚的ではなく、論理的に対応することが可能となります。

例えば、事前に条件分岐に基づいたトークスクリプトを作成して、ある程度パターン化することで、安定した成約率を維持することが可能となります。

実際に私が資格講座の営業を行っていた際に、以下のような条件分岐の図を、電話営業で使用しておりました。

 

条件分岐図

 

整理すると、プログラミング思考を身に付けることにより、以下のようなメリットを受けることが可能となります。

・感覚的ではなく論理的に説明できる。
・トークをパターン化できる。

以上より、「プログラミング思考が身に付く」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

3) 業務を効率化できる

営業こそプログラミングを学習すべき3つ目の理由としては、「業務を効率化できる」ことが挙げられます。

メールや顧客リストの整理などに時間をとられて、電話かけや顧客訪問など、本来やるべき営業作業に時間を割けなかった経験が、誰しもあるのではないでしょうか?

確かに、営業アシスタントでもいない限り、本来集中すべき作業以外にも、時間を割かなければなりません。

私も営業をやっていた際はベンチャー企業に勤めており、社員数も20名程度だったため、営業だけでなく事務作業も全て一人でやらざる負えない環境で、大変だった記憶があります。

この点、プログラミングを身に付けることで、一部の業務を自動化することができ、業務を効率化することが可能となります。

例えば、顧客リストのスコアリングの自動化や、顧客の属性に応じた段階的なメール配信の自動化などを、プログラミングで行うことができます。

整理すると、プログラミングを学習することで、以下のようなメリットを受けることが可能となります。

・事務負担の軽減。
・営業に集中できる。

以上より、「業務を効率化できる」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

4) エンジニアとの連携強化

営業こそプログラミングを学習すべき4つ目の理由としては、「エンジニアとの連携強化」が挙げられます。

顧客からのシステム開発の要望に対して、全て「できます!」と即答し、エンジニアに丸投げして困らせたことはないでしょうか?

あるいは、エンジニアが開発したシステムを見て、「依頼した内容と違う。。」といった経験はないでしょうか?

確かに、エンジニアと営業は水と油と言われることも多いくらい畑違いであり、互いの業務に対する理解が乏しいのは事実です。

私も営業時代に、エンジニアに顧客の要望を伝えるのに、苦労した経験があります。

この点、営業がプログラミングを学ぶことで、エンジニアの業務内容についてある程度理解することができ、適切にエンジニアと連携することが可能となります。

また、現実的な範囲で、エンジニアに対して新たな改善提案を行うことも、可能となります。

例えば、短納期でのアプリ開発を顧客から依頼された場合、顧客に対してアプリ開発は可能だが短納期では無理な旨を伝えると同時に、エンジニアと話して少しでも納期を短くする方法を模索して、顧客・エンジニア双方に営業が歩み寄ることができるようになります。

整理すると、プログラミングを学びエンジニアとの連携を強化することで、以下のようなメリットを受けることができます。

・無理のないシステム開発が行える。
・顧客、エンジニア双方から信頼を得ることができる。

以上より、「エンジニアとの連携強化」は、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

(営業とエンジニアの関係については、「営業とエンジニアそれぞれの立場を理解するためのポイント8選!」も合わせてご確認ください。)

 

5) 会社以外でもやっていける自信がつく

営業こそプログラミングを学習すべき5つ目の理由としては、「会社以外でもやっていける自信がつく」ことが挙げられます。

今の会社で一生営業として働き続けることに、不安を感じたことはないでしょうか?

あるいは、将来的には独立や起業を考えていたけど、自分の実力で本当にできるのか、不安を感じたことはないでしょうか?

確かに、終身雇用は崩れつつあり、転職が当たり前になっていくことが今後は想定され、一つの会社にしがみつくのは、賢い選択とは言えません。

一方で、転職ではなく独立するとなると、多くのリスクを想定する必要があります。

私も一つの会社・職種で働き続けることにリスクを感じて、転職や独立を選択して、今に至ります。

この点、プログラミングを学ぶことで、エンジニアとして他の会社でも働いていける自信が付きます。

実際に転職するかどうかは別として、「どこでもやっていける!」という自信が付くことで、今の会社内でも変に出世を意識して、上司の顔色をうかがう必要もなくなります。

また、プログラミングを学ぶことで、自分のアイデアを形にできるようになり、独立する際にも大きな武器となります。

最も簡単な例を挙げると、独立した際に事業の顔となるホームページについて、自分の思い通りに作成・修正することが可能となります。

整理すると、プログラミングにより会社以外でもやっていける自信を付けることで、以下のようなメリットを受けることができます。

・今の会社内で自由に働ける。
・独立がより現実的となる。

以上より、「会社以外でもやっていける自信がつく」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

6) 小規模・ベンチャー企業で重宝される

営業こそプログラミングを学習すべき6つ目の理由としては、「小規模・ベンチャー企業で重宝される」ことが挙げられます。

大規模または中規模の企業で営業として働いている人の中には、より小さい規模の会社で裁量権をもって働きたいけど、うまくやっていけるか不安で、思いとどまっている人もいるのではないでしょうか?

あるいは、既に小規模企業・ベンチャー企業で働いている人で、もっと会社から必要とされる人材になりたいけど、具体的に内をすればいいかわからず、困っている人もいるのではないでしょうか?

確かに、小規模企業やベンチャー企業にチャレンジしてみたいと思っても、待遇面や体力面などに不安を感じ、二の足を踏んでしまうのが、一般的な心理と言えます。

私もベンチャー企業への転職を具体的に考え始めた際は、不安なことも多かったです。

この点、営業がプログラミングを学ぶことで、小規模企業やベンチャー企業で重宝される人材となることが、可能となります。

なぜ重宝されるのかというと、小規模企業やベンチャー企業では『何でも屋』が求められ、営業とエンジニアという事業に欠かせない2つの職種をこなせる人間は、非常に希少であるためです。

営業だけ、エンジニアだけの人材よりも、「営業×エンジニア」の方が、小規模企業やベンチャー企業では、重宝されやすいです。

また、営業とエンジニアの橋渡しができる点も、評価ポイントとなります。

整理すると、営業がプログラミングを学ぶことで、小規模企業やベンチャー企業において、以下のようなメリット受けることが可能となります。

・自分の付加価値を上げることができる。
・部署間の中継役としても評価される。

以上より、「小規模・ベンチャー企業で重宝される」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

★ベンチャーでは何でも屋でした!
実際に、私が20名程度のベンチャー企業で働いていた際は、以下のような業務をこなしており、まさに『何でも屋』でした。

・電話又は対面営業、営業資料作成。
・イベント開催。
・マーケティング施策の立案、実行。
・ホームページの作成、修正。
・ティッシュ配り。
・経営戦略、事業の企画。
・採用面接。
・予算作成。
・監査法人対応。
・取引先への出向。

 

7) 副業で稼げる

営業こそプログラミングを学習すべき7つ目の理由としては、「副業で稼げる」ことが挙げられます。

副業をして収入を増やしたいけど、営業の自分にできる副業なんてあるんだろうか?と思ったことはないでしょうか?

確かに、営業固有のスキルを活かしてできる副業は数が少なく、いざ副業をやろうとしても、何をやればいいかわからない人も多いかと思います。

私も会社員時代に副業を考えたことがありましたが、自分に何ができるかわからず、あきらめたこともありました。

この点、プログラミングを身に付けることで、エンジニアとして副業で稼ぐことが可能となります。

例えば、ホームページ制作やアプリの開発、業務の自動化などを個人で受託することで、数万円~数十万円の収入を得ることが可能となります。

ランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用すれば、個人向けの案件が多数募集されておりますので、案件も比較的見つけやすいです。

後述するプログラミングスクールを3~6か月受講すれば、副業でやる分には十分な実力をつけることができます。

以上より、「副業で稼げる」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

8) AI時代の到来に対応できる

営業こそプログラミングを学習すべき8つ目の理由としては、「AI時代の到来に対応できる」ことが挙げられます。

多くの職業がAIに代替されるというニュースを聞いて、「自分は大丈夫だろうか。。」と怯えた経験はないでしょうか?

確かに、AIの普及によりなくなっていく仕事も多くあると予想されており、営業も仕事の中身がAIによって変わり、職を失う人が出てきても不思議ではありません。

AIにより営業という職業がなくなることはなくても、例えば、営業資料の作成やメールの返信スピードなどを差別化要素としていた営業にとって、これらの業務がAIに代替された場合、差別化要素をなくしてしまうかもしれません。

この点、プログラミング、特にPythonというAIに使われるプログラミング言語を学べば、AIができること・できないことに対して、最低限の内容を理解することができ、無駄に怯えることがなくなります。

また、営業支援のAI開発に携わることもでき、キャリアの選択肢を広げることも可能となります。

Pythonを専門に扱っているプログラミングスクールもありますので、AIに興味のある方は受講を検討してみてください。

整理すると、AIに関連するプログラミング言語を学ぶことで、以下のメリットを受けることが可能となります。

・AIに怯えなくて済む。
・営業×AI領域の仕事に就くことができる。

以上より、「AI時代の到来に対応できる」ことは、営業がプログラミングを学習すべき理由と言えます。

 

2. おすすめプログラミングスクール2選

おすすめプログラミングスクール3選

1) TechAcademy(テックアカデミー)

1つ目のおすすめプログラミングスクールは、「TechAcademy 【テックアカデミー】 」です。

 

① コース料金

・3ヶ月
・284,900円
*Webアプリケーションコースの場合

 

② 特徴

・自宅からのオンライン学習。
・30分のビデオチャット×週2回。
・チャットで気軽に質問可能。

 

③ 受講生の声

TechAcademyを選んだ理由はメンターさんの人柄でした。無料カウンセリングのときに私の担当をしてくださったメンターさんがすごく良い方で、「無料カウンセリングなのにこんなに親身になってくれるんだ」と思いました。
質の高い作品作りをしたかったので「優秀なメンターのサポート」を希望していました。そういった点で、非常に満足できたと思います。
特に体調が悪くなった時や学習に対してプラスアルファの相談をした時など、メンターが親身に対応してくれたことが印象に残っています。

 

2) TECH::CAMP(テックキャンプ)

2つ目のおすすめプログラミングスクールは、「テックキャンプ」です。

 

① コース料金

・317,800円(教育訓練給付金適用後)

 

② 特徴

・全額返金保証(7日間)。
・プロ講師に何度でも質問可能。
・同じ料金内でいろんな言語を学び放題。

 

③ 受講生の声

「立地」「受講料」「転職支援」の3つを総合的に考えて決めました。最大の要因は環境の良さでした。
様々なスクールの中からテックキャンプを選んだ決め手は、受講できるコースが豊富だったからです。当時は自分の適性もよくわかっていない状態でしたし、webアプリケーションだけ学んで実際に転職できる自信がなかったんです。
なので「まずは自分に向いているものは何かを見つけよう」と思い、複数のカリキュラムを自由に受講できるテックキャンプに決めました。

 

3. 終わりに

営業がプログラミングを学習すべき理由についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

これからの時代は職種を問わず、プログラミングは必須スキルとなります。

思い立ったが吉日。

今日からぜひ、学習を開始してみてください。

 

4. まとめ

Point! ◆商談の場でできる・できないを判断できる。
◆論理的思考が身に付く。
◆事務作業の効率化。
◆エンジニアとの関係強化。
◆会社に依存しなくて済む。
◆規模が小さい会社で重宝される。
◆副業で収入を増やせる。
◆AIに無駄に怯えなくて済む。

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